マニアが少しずつ急増している?!古銭の魅力とは…

古銭や記念硬貨といった古いお金をコレクションする人たちが増えてきているとニュースで取り上げられていました。素人目には絶対に分からない古銭や記念硬貨の魅力について語ります。

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そもそも古銭の定義とは!?

1 昔、通用したぜに。古いぜに。
2 近世、寛永通宝以前の古い貨幣。また、中国から渡った開元通宝・永楽銭など。⇔新銭。

広義の「1」を採用した場合、実際に使用できたが現在は使用できないもの全般を古銭と称することになります。
2019年現在、昭和23年(1948年)以降に発行された硬貨であれば使用可能なため、それ以前の硬貨は全て"古銭"ということになります。

コイン収集の楽しみ方

まず始めは的を絞りましょう。まとの絞り方にも2つあります。
ひとつは各時代を代表するコインを選んで集めていく方法で、「広く浅く」型。
もうひとつはある時代に限定して集中的に集めていく「狭く深く」型です。  
「広く浅く」型というのは、奈良・平安朝に つくられた、皇朝十二銭でわが国最初の和同開珎というコインがありますが高価なので、無理をせず安値な延喜通貨から始めると良いでしょう。
江戸時代の貨幣では、一分金、一分銀、一朱銀といった物から収集していくと良いでしょう。

現行コインは、タイプ別に分けると通常貨.記念貨に分けられます。
その中には毎年の発行枚数が違い、なかに極端に希少な年号のコインがありなかなか手に入らないものがあります。
例えば昭和32年の5円、35年の50円ニッケル貨、39年の100円などがあります。
そしてオリンピックの千円銀貨が発行され記念硬貨のブームが起き現在のミントセットやプルーフがあります。

本物と偽物の見分け方

本物の一円銀貨は「26.96g」に最も近い27gを示し、偽物の一円銀貨は25gとかなり軽い数値となりました。

もしわが家と同じように家で一円銀貨を見つけた方は、このように銀貨の重さを測ってみると本物と偽物の区別が付くかもしれません。

本物の一円銀貨であれば、計量器は27gを示すはずで、それ以上や以下であれば偽物ということになります。ただし、27gであったとしても偽物のケースもあるそうですので、最終的には専門の鑑定士に見てもらうことをおすすめします。

経年劣化もあるため、見た目ではほとんど違いは分かりません。
しかし、重さなどは経年劣化によって変わることはなく本物か偽物か見抜くに最適な方法だと言えます。

古銭の種類と現在の価格

50銭硬貨は銀貨が6種と黄銅貨2種の合計8種類あります。なかでもコレクターの間で幻のプレミア硬貨として有名なのが八咫烏50銭銀貨です。八咫烏50銭銀貨は銀相場が高騰したため流通せずに回収されたことから希少性が高い硬貨。100万円以上の買取価格が期待できるでしょう

8種類ほど存在するそうですが、金額はピンキリです。手軽に集めたいという方であれば8番の小型50銭黄銅貨をおススメします。

20銭硬貨は銀貨として3種類が発行されました。20銭硬貨は低額貨幣としてかなり使用された未使用品は貴重です。なかでも明治13年の竜20銭硬貨は400万円以上の買取価格が期待できるコレクター間でも有名な硬貨です。

2番の竜20銭銀貨はかなり有名な銀貨です。マニアの中でもTOP5に入るくらいの人気度ではないでしょうか。

10銭硬貨は銀や白銅、ニッケル、錫、アルミと様々な素材により、全10種類が発行されました。なかでも有名なプレミア硬貨は10銭硬貨は八咫烏10銭です。八咫烏10銭銀が7割ほど使用されていて銀価格高騰のため発行はされたものの、流通せず回収されました。そのため希少性が高く単体で80万円という買取価格も期待できます

現在市場に出回っているものはどれも高騰している為、マニアの間でも中々手が出せない硬貨です。

5銭硬貨は額面別の硬貨のなかでは一番種類が多く、今までに12種類が発行されています。そのなかで最も高い買取価格が期待できるのは、白銅が使われた稲5銭白銅貨です。

種類も12種類と非常に多く、価格帯もそこまで高額ではありません。初心者や趣味としてはじめるにはおススメできる効果ではないでしょうか。一部引用通り20万円ほどするものもありますが、市場に出回っている大半の物は100円前後で購入可能です。

古銭の価値は今後も上がり続ける?!

株、通貨、不動産など、売り手の都合で増やしたりできる物とは違い、アンティークコインは鋳造された数が限られているため、買われれば買われるほど、市場で品薄となり価値が上昇します。

大量に発掘されたとしても、市場のニーズが非常に大きいため影響はほとんど出ません。

また、新製品の登場によってその価値が失われるということもあり得ません。

流通量が増えない=決まっている為、希少価値が高いものは希少価値が高いものとしてそのまま残りやすいです。また、不動産や車などと違い固定資産税などの維持経費が掛からない為、資産運用として古銭を収集しようと考えている人・実際に集めている人は少なくありません。

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