現場監督とは、工事現場を監督する仕事を意味します。工場の規模にもよりますが、工事現場には監理技術者の常駐が義務付けられており、最低でも1人の現場監督が必須です。工事現場の規模によっては、複数の現場監督が必要になります。
現場監督になるには?現場監督のメリット
建築や建設現場で工事の進捗を見守り、職人たちを統括するのが現場監督です。現場を取り仕切る指揮者のような存在ですが、現場監督になるにはいったいどうすればいいのでしょうか。ここでは、現場監督の労働条件や、なるための方法などをまとめてみました。
現場監督は、基本的には現場中心で業務にあたります。工事現場で陣頭指揮をとるため、そして作業を円滑に進めるためにも、現場で働く従業員とのコミュニケーションが重要となります。
コミュニケーション不足や現場監督としての能力が不足していると、現場の従業員から信頼されなくなり、計画通りに工事が進まない可能性もあります。
打ち合わせには様々な種類があります。
・お客様と工事中も詳細部の確認や取り決め
・業者さんと施工についての打ち合わせ
・社内で工程や品質についての打ち合わせ
お客様が望んでいるものを、高品質で、納期に間に合わせるために細かく打ち合わせします。
特に、施工に関する打ち合わせをしっかりしておかないと、
現場がめちゃくちゃになります。
僕は、現場ではこれが一番大切だと思います。
現場には、常に危険が潜んでいます。気を抜けばすぐにけがをしてしまいます。
けがをしてしまうと、職人さんはもちろん仕事ができなくなってしまいますし、お客様も工事中に自分の建物を造って貰っていて、けがをされたらいい気分はしないですよね。
そのため、現場監督は
けがをさせない現場の運営
をしていくことが重要です。
昼夜行う土木工事の現場でも、現場監督の勤務時間は大抵日中です。それは現場監督が夜勤をしてしまったら、「昼間に現場監督がいない状態」になってしまうからです。
建設業者の幹部や発注者の担当者は、日中、現場監督に問い合わせをします。そのときに現場監督がいないと、重大な確認や重大な決断ができません。
つまり、現場監督に指示をする役職や立場の人が、現場監督が日中常に現場に居ることを望んでいるのです。
業界最大手といわれる売上1兆円以上のスーパーゼネコンの平均年収は約900万円といわれています。
スーパーゼネコンの下に位置する、大手ゼネコンでは、平均年収が600万円~700万円台くらい。
そして、中堅ゼネコンでは平均年収は500万円~600万円台
現場は日曜が休みなので、それに合わせて現場監督も日曜が休みになります。
なので6勤1休ですね。
しかし昨今は働き方改革がうたわれている世の中であり、
建築業界でも完全週休2日へ向けて徐々に休みを増やしていっています。
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