保育士の有給消化について

有給は使用しても問題ないはずなのに「使ってはいけない」という風潮があります。
今回は保育士の有給消化についてまとめました。

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■保育士の有給消化とは?

こちらでは保育士の有給消化について見ていきましょう。

保育士の有給消化について

有給取得率について、保育業界だけのデータは今のところありません。しかし、この46~49%という取得率よりは低いのが実際のところでしょう。「人が常に足りないので有給が取れない」「取れる雰囲気ではない」という声が多く聞かれます。

保育園の人手不足

有休の消化率は全体で50%程度にとどまっています。

保育士さんの場合は、保育園が人手不足すぎて子ども達が心配で、取りづらい人も多いと思います。

休憩や残業もそうですが、心身のリフレッシュが出来ないと、余計にミスや事故が起きるリスクが高くなります。

有給消化をしてから退職しよう

有給休暇が残ったまま退職日を迎えると、退職してしまった人はその保育園の職員ではなくなりますから、有給休暇を申請する権利がなくなってしまいます。

有給は「取ってはいけない」という考えにさせられていますが、これは良くありません。

■有給はあってないようなものだった?

有給はあってないようなものと考えている人が多い傾向があるようですね。
こちらでは対処法について見ていきましょう。

有給には2年間という時効があり、支給から2年を過ぎた場合は時効消滅します。消化の義務はありませんが、原則“消化しなければそのまま無くなってしまう”と考えてよいでしょう。

買い取り制度は違法?

有給休暇の買い取り制度はたとえ労働者が同意していたとしても原則違法です。ただし、一定の場合には労働者との合意で有給休暇を買い取ることができます。

会社が協力的ではない

会社側が、「有給を取得しないのが当たり前」と考えている風潮があり、労働者の側が有給を取りにくくなっているのかもしれません。

有給に理由は必要ない

有給休暇の取得に理由は不要です。

会社で有給の取得理由を尋ねられたとしても、答える義務はありませんし、答えなかったとしても、会社がその従業員を不利益に取り扱うことは認められません。

周囲に流されず、有給消化を心掛けるようにしましょう。

■有給消化しやすい企業とは?

こちらでは有給消化しやすい企業について見ていきましょう。

有給消化率は年々増加の傾向がある

2012年からの有休消化率の推移を見ていきましょう。2012年、13年に41%だった有休消化率は14年から継続して2~3%の上昇を続け、14年42%、15年44%、16年46%、17年48%、そして18年は51%と5割を超える結果になりました。調査開始時の12年と比較すると、なんと10%も有休消化率がアップしていることがわかります。

消費者金融業の消化率が高い

業界別に有休消化率を見ると、最も高かったのは「消費者金融・事業者金融」業界の76.7%という結果になりました。

休みが多い業種もある

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