都市部、とりわけ東京では墓地が不足している(注1)。東京都内の公営墓地の募集には定員を大きく上回る応募が殺到するなど、需要が供給を上回る状況が続いている。東京都内の墓地需要は年間約20,000基前後と見られ、大きく減少する見込みは小さいが、それに対して墓地供給は不足している状況が指摘されている。また、墓所を確保できずに遺骨を自宅に所持している、あるいはお寺に預けているというケースもかなり存在すると言われている。
大阪で納骨堂が注目されている要因とおすすめの納骨堂
東京や大阪など人が多く集まる場所には納骨堂が増えてきています。
今回は注目されている理由やおすすめの納骨堂について見ていきましょう。
居住場所からのアクセスが良い場所に求めたいといったお墓に対する意識の変化等も、需要増加の一因となっており、東京では自身が入る予定のお墓を有していない人が増えている。
供給が増えない中、需要は着実に増加しており、東京都内の墓地不足は解消されないままとなっている。
納骨堂は屋内なので雨が降っていても濡れる心配なくお墓参りができます。天気に左右されないだけでなく、トイレや冷暖房、照明も整っているため快適に参拝できます。
通常、お墓は墓石を購入するだけでも平均170万円ほどかかってしまいます。さらにお墓の永代使用料金として平均100万ほどかかるため、合計して300万円の費用を準備しなくてはなりません。納骨堂なら1人あたり50万円~100万円ほどの費用総額で供養できるため、費用を抑えることができます。
壇がロッカーのように並んだ棚に設置されており、一つの棚に個人もしくはご夫婦のご遺骨を納めることができます。
ロッカーと聞くと無機質なものをイメージしてしまいますが、最近は扉部分に装飾が施されたデザイン性の高いものも増えています。
お位牌やご遺影、お花などを飾ることができるため、ご家庭のお仏壇と同じようにお参りすることができます。
お墓とお仏壇がセットになったものと考えていただくといいかもしれません。そのため、料金は高めとなります。
専用カードを機会に通して、タッチパネルを操作することで、ご遺骨が自動的にお参りスペースに遺骨が運ばれてきます。お花・お香が最初から用意されていることが多く、手ぶらでお墓参りすることができます。
常光円満寺は1,280年の歴史をもつ由緒あるお寺。宗派を問わず、時代に合ったお墓参りの形にこだわり、大阪では数少ないカード式納骨堂の導入しているお寺です。
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