ドライバーを雇う運送会社に労務管理システムが必須な理由

運送会社は、労務管理をシステム化すべき?今回は、労務管理のシステム化について、必要な理由とおすすめなシステムを紹介していきます。

FC2USER857731YAL さん

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労務(勤怠)管理システムに出来ること

・労務管理とは

労務管理には、勤怠管理や給与計算、社会保険や雇用保険の手続きなど幅広い業務内容があります。従業員数が少ないうちは、少人数でこなせていても会社が成長するにつれて、従業員数が増加し業務にかかる時間がどんどん膨らんでしまいます。

・リアルタイムで人件費や業務負荷が分かる

社員の稼働時間や休息時間など、就労状況を確認する

勤怠管理システムを使えば、複数の拠点の就業状況を、正確かつリアルタイムに把握することが可能です。どこか過剰に人員配備されている部署や店舗はないか、過剰人員をどこに回すべきかなど、すばやい判断ができるようになり、無駄な人件費を削減することもできます。

・不正打刻の防止に

勤怠管理システムでは、指紋や指静脈などの生体情報を認証に用いた打刻システムや、当人だけが持ち歩くICカードをタイムカード代わりに使う方法など、さまざまな方法で不正打刻を防ぐことができます。

・業務効率上昇に

勤怠管理システムにより、作業効率がアップするのは何も人事だけではありません。

多くのサービスでは、スマートデバイス用のアプリケーションを提供しており、外出先からの打刻に対応しており、出退勤打刻のために出社・帰社する必要もなく、翌日の打刻修正依頼も必要ありません。

・給与計算が楽になる

多くのサービスでは、システムにある管理データを、CSV形式で給与管理システムへエクスポート可能です。
つまり、勤怠管理から給与計算まで一連の作業を管理できるということ。

毎月末、勤怠管理・給与計算業務に追われている人事の方は、これがどれだけ助かることが十分に理解できますね。

ドライバーを雇う運送会社にとって労務管理システムが重要な理由

トラックは1台の自動車に2人以上が乗務する場合や隔日勤務に就く場合、また、フェリーの乗船で移動をする場合がありますが、この場合は上記の条件ではなくなります。このように一覧表でまとめていますが、これだけ複雑な基準をもとに管理しなくてはならないため、手書きや手作業での集計では多大な手間暇がかかり、残業時間の見直しどころではないというのが現状です。

しかしながら、勤怠管理を適切に行っていないと、事業者とドライバー両者の認識のズレから後から残業代の請求を受けることになったり、長時間労働が続いて労働基準監督署から指摘されたりということも考えられます。そうした抜け漏れや見落とし、手間を解決できるのが、勤怠管理システムです。

労務管理システムの上手な選び方

・現在使用している他のシステムと連携できるか

すでに給与計算等のシステムを導入している企業の場合は、これから導入する勤怠管理システムと連携して処理ができるかを調べておくことが重要です。

連携ができるのであれば、勤怠データをもとに自動で給与計算をするなどの業務の大幅な省力化ができます。

・セキュリティはしっかりとしているか

労務管理システムを利用するうえで気になるのはセキュリティです。個人の出退勤の管理や給与情報など様々な情報を管理するのが、労務管理システムです。

クラウド型のサービスを利用する場合、システムの保守体制がきちんと組まれているものか、必ず確認をするようにしましょう。

運送会社におすすめの労務管理システム

運送会社で使いやすい労務管理システムを紹介していきます。

勤務時間が多様な物流業界や、正確な勤怠の把握が難しい運送業界の勤怠管理にくわえ、集計にかかる手間やコストを削減することも可能になります。

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