AEDとは?導入場所や注意点について

AEDは意外と色々な場所で見かけますよね。
万が一の際のために家庭にも用意している人もいるかもしれません。
今回はAEDやどんな場所に導入されているのか、注意点についてまとめました。

FC2USER833936GQJ さん

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■AEDについて

こちらでは、AEDについて見ていきましょう。

AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。

どんな時に使う?

日本光心室細動とは、心臓の筋肉がけいれんをしたような状態になり、全身に血液を送るポンプ機能を失った状態になる致死性不整脈の一つです。心室細動の唯一の治療方法が、除細動器(AEDを含む)で電気ショックを与えることだと言われています。

AEDが必要とされている理由

一般市民による早期の除細動および心肺蘇生法の組み合わせがより多く実現すれば、突然の心停止からの救命率が向上すると期待されております。

一般人も使える?

2004年7月1日より医師や救命救急士だけでなく、現場に居合わせた一般市民もAEDが使用できるようになりました。米国においては既に一般市民のAEDによる除細動が行われており、学校や公共施設、一般企業などに多くのAEDが設置されています。
日本国内においても一般市民による早期の除細動心肺蘇生法が実現すれば、突然の心停止からの救命率が向上すると期待されています。

このように一般人も使えることから緊急時の救命率が向上することが期待されています。

■AEDが導入されている場所とは?

こちらでは、どんなところにAEDが導入されているのかを見ていきましょう。

介護・福祉現場

介護・福祉系の施設は、人が多い心停止リスクありといった設置要件を満たす場所です。特に、ケアサービスセンターはサービス中に高齢者の心停止の危険性が高い福祉施設といえます。とあるケアサービスセンターでは、スタッフだけでなく利用者からの要望が高まってきたことから導入を決定。

最近の労働力不足の情勢の中でも、建設業は特に働き手が不足していると言われています。多くの企業がAEDを導入している理由の一つに「企業イメージのアップ」がありますが、労働災害の多い建設業では特にその効果を期待することができ、雇用面でのアピールにもつながります。

1日5,000人以上の利用者数のある施設、(常時、成人が250名以上いる規模を目安 とする。)には複数台のAEDを計画的に配置することが望ましい。

このように、人が多く集まる場所などは導入推奨となっているようです。

■AED使用時の注意点

こちらではAED使用時の注意点について見ていきましょう。

傷病者が濡れている

AEDを使用する際に、電極パッドを貼ることになる傷病者の胸の部分が濡れていると、電気ショックの電気が体の表面の水を伝わって流れてしまうため、電気ショックによる十分な効果が得られません。タオルや布で、胸を拭いてから電極パッドを貼り付けてください。

胸毛が濃いために電極パッドが肌に密着しないと、電気ショックの十分な効果が得られない可能性があります。また、スパークによって着火する可能性も非常にまれながらあるようなので、胸毛が濃い場合は胸毛を除毛してから電極パッドを貼ることが望ましいです(日本人で除毛が必要なほど胸毛が濃いケースは稀ではあります。)。

患者が貼り薬をしている

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