やはり、1階部分のかなりのスペースを奪われてしまうことが一番先に挙げられるでしょう。
敷地を広く確保できれば問題も少なくなるでしょうが、通常1階に配置するのが当たり前のリビングやバスルーム、キッチンなどの場所を2階に上げるなど、思い切った方法を考えなくてはならないケースも出てくるはずです。
ビルトインガレージのデメリット改善はどうすればいい?鉄骨住宅で建てる理由
ビルトインガレージを検討する場合、デメリット面の理解も大切です。
鉄骨住宅でビルトインガレージを造るときのポイントについて、特集しました。
1階にガレージ、その上に住居という作りにするなら、やっぱり地震とか怖いですよね。
そこに安心して住むには、
心配が払拭されるような工法で、
ノウハウがあり信用できるビルダーに建ててもらうのが絶対条件。
デメリットがあるからといって、すべて我慢すべきという話でもありません。
改善できる部分については、工夫を凝らしてみましょう。
それにより、ビルトインガレージのメリットをより際立たせることができます。
まず、車庫内から家の中へつながる出入り口を使用しないでください。いったん車庫の外へ出て、玄関から入るようにしましょう。汚れた空気を家の中に入れないための対策です。
もしシャッターが無いタイプのビルトインガレージを導入するのであれば外壁や防犯カメラなどのセキュリティ対策が必要になるでしょう。
建物の重さを支える1階の部分が空洞になっているとかなり不安定な作りになってしまうので耐久性が心配になります。特に木造住宅の場合、鉄筋コンクリート造に比べて耐久性が劣るのでビルトインガレージを導入する条件が厳しくなります。場合によっては木造住宅ではビルトインガレージは作れないという可能性もあります。
柱と柱の間隔を広くとれるということは、同じ延床面積の木造住宅に比べ、柱の数が少なくて済むということ。その結果、設計の自由度の高さに加えて、利用できる面積も広くなります。少しでもガレージを広くしたいという方は、木造住宅よりも鉄骨住宅のほうが適しているでしょう。
木材は生き物ですから上記のように時が経つと反ったり曲がったりする可能性があります。
鉄はそれがありません。
鉄の弱点はサビと疲労破壊ですが、防錆材が優秀な点と、住宅の使用用途で疲労破壊を起こすことは考えられない為、経年劣化という観点からは鉄骨の方が優秀だと言えると思います。
車を愛している人にとって、車は乗る時間だけでなく、存在や姿自体が愛すべき対象です。触れ合う時間以外でも、家の中のどこからでも眺められたらどんなに充実した暮らしが実現できるでしょうか。
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