婚約指輪の由来は、紀元前1世紀の古代ローマ時代に始まった「婚約の際、相手に鉄の輪を贈る儀式」まで遡ると言われています。
当時ローマで婚約は、結婚よりも重要視されていました。そのため、婚約時に力の象徴とされる鉄の輪を相手に贈ることは「相手と結婚の契約をする」という意味合いが強かったようです。
婚約指輪のブランドだけではなくシチュエーションにもこだわろう!
婚約指輪を手渡す瞬間は、すなわちプロポーズのときでしょう。
このとき、いくら良い指輪を用意していても、シチュエーションが理想的でなければうまくいかないかもしれません。
結婚指輪を贈る際のシチュエーションについて、ご紹介します。
指輪といえば、恋人の証、結婚の証としてのものが代表的です。
ですが婚約指輪については、長くつけ続けるものではなく、しきたり的な意味合いが大きいです。
どういった意味があるのでしょう。
また、日本で婚約指輪を贈る習慣が始まったのは、戦後の1950年代後半だと言われています。
ダイヤモンドの輸入が解禁されたこと、その後の高度経済成長期から人々の生活は豊かになったこと、西洋文化が入ってきたことから、日本の一般の人々の間でもダイヤモンドの婚約指輪を贈る習慣が定着化したようです。
貴金属やダイヤモンドは不変や腐食をしないので、子どもや孫へと代々引き継ぐことができます。デザインやサイズをリフォームしながら身に着けていく、1つの指輪に込められる家族の想いと歴史は、金銭的な価値以上の「財産」になるといえます。
上記の通り、婚約指輪は由緒正しい伝統です。
そのため、いくつかの決まり事があります。
現代においてはそこまで厳格でもないようですが、プロポーズにあたり、ひと通りの基礎知識を覚えておいて損はないでしょう。
婚約指輪選びは結婚を決めた2人にとっての初めての大切な共同作業です。「結婚を考えるまで婚約指輪のことなど考えたこともなかった」「何も知らなかった」という人のために、婚約指輪についての基本的なことを解説します。
女性にとって婚約指輪をもらうメリットは、なんといっても自分のことを思って婚約指輪を贈ってくれたという喜びに浸れることと、男性と同じように指輪をすることで結婚への覚悟ができること。
婚約指輪を左手薬指にはめる、そのルーツはなんと哲学者のソクラテスが活躍した古代ギリシャの時代(起源前2500年頃)にまでさかのぼります。
当時、心臓は人間の心(感情)を司る場所だとされており、左手薬指は心臓と一本の太い血管で繋がった特別な指であると信じられていました。そんなことから、「心(感情)」とまっすぐにつながった左手薬指に婚約指輪をつけることは、愛する女性の心をつなぎ止めておくという意味を込めていたそうです。それが時代を越えて現代でも習慣として定着しています。
転勤が決まったとき
就職と同様、転勤は大きな転機です。
とくに、「離ればなれになってしまう!」という状況は、結婚について、お互いしっかり考えることになりますね。
記念日、誕生日
ふたりにとって一生忘れることのない日にプロポーズすることも、絶好のといえるでしょう。
ふたりにとっての記念日やお互いの誕生日は、毎年忘れない(はず)のものですし、何年たってもそのときの感動的な気持ちを思い出すことができるかもしれませんよ。
自宅でのプロポーズも意外と人気。
最も落ち着ける「自宅」という場所が彼女に安心感を与え、結婚をリアルに感じさせてくれます。
「周囲の人の目が気になる」
「気取った演出より自然体が好き」
こういった女性にはオススメですね。
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