独身の私が死んでしまったら?終活はじめの一歩

人はいずれ、死んでしまいますよね。その時、残された財産や家…。管理してくれる甥や姪などはいますか?少子高齢化が進んでいる昨今、多くの独身の方は終活をしなければなりません。

tkk99 さん

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最近メジャーになりつつある「終活」。
終活で考えるべきことはたくさんあります。今回は何を考えれば良いかご紹介します。

終活とは、「終」末期に向けた「活」動の略で、人生の最期に向けた準備を行うことです。
最近では解釈の幅が広がり、自身の人生の棚卸しをすることで自分を見つめ、今後の人生をより豊かに、自分らしく生きるための活動という解釈が一般的になりました。

終活は自分の死と向き合うことです。
自分が死ぬ前や死んだ後について考えることになります。

一般的に、死後行われるお葬式。近年はやるかやらないかの選択もできるようになってきています。
しっかりと準備をしておきましょう。

生前に、終活として、どんなお葬式にして欲しいかという希望をエンディングノートに書いておいたり、葬儀の内容を決めてしまい、葬儀社と生前契約をしておいたりすることで、自分の要望が叶えられる可能性が高まります。

エンディングノートとは終活をする上で自分の希望を書くノートです。
このように葬儀などにおける自分の意思を示しておくことが大切です。

生前予約は、葬儀や供養に意思を反映したい、残された遺族に負担をかけたくない方などに、本人が生前のうちに自分の葬儀について葬儀社を選び、あらかじめ内容や費用、支払い方法、墓地などを決めて依頼しておくシステムです。

この他には、本人が生きているうちに、本人の主催で行う「生前葬」という選択肢も最近はあるそうです。

相続・保険などお金のこと

死後一番やっかいなものといえば、相続問題でしょう。保険にもお金が絡んできますので、「争族」とならないためにも、対策をしましょう。

財産に手をつけられず迷惑が生じている方(不動産の適正管理ができておらず、草などが伸びてきて近隣の住民が迷惑している)、生前に借金などの債務があった場合は回収したい債権者から(財産はあるのに相続人がいないため回収ができない)、誰もいなければ検察官が、裁判所に対して「相続財産管理人選任申立」を行います。

死後のお金の管理を事前にしておかなかった場合、このような手続きが必要になる場合があります。

独身の場合、死亡した際に大きなお金を家族に残しておく必要が比較的少ないため、「死亡保障」ではなく「医療保障」を重視するといいでしょう。
入院や通院に係る給付金だけでなく、治療のために収入が大きく減少した場合に対応できる特約などをつけられるものが安心です。

あなたが50歳前後になった場合このような医療保険に切り替えておくと、
死亡する前の医療費などもお得になります。

一度終活をスタートさせると、いろいろとやらなければならないことが増えてきます。口座をまとめる手続きや、遺産について調査をする場合、必要な資料を集める場合などは、日にちが必要になります。
そのため早めの行動を心掛けるとスムーズに進みます。

このようにお金の手続きともなると、簡単にできるものではありません。早めに考え始めることをオススメします。

お墓・納骨堂

死亡したら多くの方はお墓に入ることを希望されます。
親族がいればお墓の管理を行ってくれますが、
独身者の場合、お墓の管理を行ってくれる会社に生きているうちから頼んでおく必要があります。

合祀墓とは、他家のご遺骨と一緒に埋葬してご供養するお墓ことを言います。
お墓を持つことが難しい、もし持てたとしても承継者がいない、お一人でお墓に入られることに不安がある、といった理由で合祀墓を希望される方も多くいらっしゃいます。

合祀墓にも永代供養の予約を受け付けている専門の会社もあるので、興味のある方は資料請求などをしてみましょう。

余命がいくばくもないということがわかりました。
自分が死んだあとのことを考えると、自分の墓は自分で決めたいと思い、納骨堂に興味を持ったのです。
親族は甥など2~3人しかおらず、直接の親族はおりません。
彼らに迷惑をかけるわけにもいかず、納骨堂なら管理などをすべてやってくれることが決め手となりました。

納骨堂ではその後の管理も行っていますので、親族がいない独身の方でも安心して納骨堂を選ぶことができます。

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