日本の労働生産性が低下し続けるばかりか、もし介護業界の人材不足が解消されなければ、将来私たちが高齢者になった時に満足な介護サービスを受けることが出来なくなってしまう可能性もあります。
介護業界に転職する人が不安に思うことはどんなこと?
介護業界は人手不足ということもあり、転職者を積極的に受け入れています。
しかし、介護業者に転職する人が不安に思うこととはどんなことでしょうか。
また人口が減少していくなかで、高齢者が増えていくペースは年々上昇傾向にあり、平成77(2065)年には約2.6人に1人が65歳以上、約3.9人に1人が75歳以上になると推計されています。
転職に関して、未経験でもできるかどうかということは不安に思う方も多いようです。介護士は資格の有無に関わらず、仕事をすることができます。もちろん、資格を持っていることでできる仕事の領域は増えますが、必ずしも資格が無いと就職できないというわけではありません
未経験から介護職に応募する前に、まずは「なぜこの仕事をしたいのか」という自分自身の考えを、しっかりと言語化しておく必要があります。それと同時に、雇用形態や勤務地、給与、待遇などの面で絶対に譲れないポイントを、あらかじめ考えておきましょう。
ハローワークや転職サイトを使って応募先を探す際には、未経験でも可能になっているか、資格が必須になっているかどうか、募集要項をきちんと確認してから応募してください。
介護職で働いている人の年代は、介護職では30代が24%でもっとも多く、2番目に多いのは40代の職員です。半数近くの職員が30〜40代で占められています。しかも、新規学卒が6.8%に対して、中途採用者は84.7%。こうした数字を見ると、40歳過ぎての転職でも不安を持つ必要はありませんね。
勤務時間を気にするのなら、夜勤がないデイサービスやデイケアのみを行なっている職場を探してみましょう。また身体介護が苦手だというなら、比較的介護度が低い高齢者を対象としている養護老人ホームやケアハウス、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などの施設を職場として求めると、体力的な不安は軽減されますよ。
介護施設では経験や資格がなくても問題なく働けます。施設のなかでの掃除や片付け、洗濯、食事や入浴の介助など、基本的な生活●●は資格の有無に関係なくできる仕事です。資格が必要なのは、訪問介護と医療行為です。
出典 介護職への転職。未経験者が感じる5つの不安とは?|介護がもっとたのしくなるサイト|かいごGarden
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