ものづくり仕事は転職先としてどうか?魅力は?

日本はものづくりの国と呼ばれています。
その品質は世界でも高く評価され、時代と共に進化してきました。
最新の現場ではどのような変化が起きているのか、まとめました。

FC2USER730944XIL さん

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ものづくり仕事ってどんなお仕事?

「ものづくり」と聞いてどんな仕事を思い浮かべるでしょうか?
人によってイメージはそれぞれ異なると思いますが、その一部をご紹介します。

和裁士とは、和服を専門にした仕立ての仕事のこと。顧客の指定したサイズに応じ、反物を手縫いで仕立てていきます。
仕立てる物によって仕立て代が変わる和裁士の仕事は、割に合う仕事をどれだけ早く、丁寧に仕立てられるかによってその月の給料が変わってきます。

染色家は布地に染色を施す色の専門家。ろうけつ染めや友禅染め、絞り染めなど、様々な技法を駆使して美しい布を生み出すものづくりの仕事です。

来る日も来る日も木と向き合い、木に触れ、木と生きていく木工職人。器や家具、おもちゃなど、木工職人が作り出すものは様々です。時間を置いたあとに出る反りや縮み、木材ごとの特性を把握してひとつのものを作り上げる木工職人は木のエキスパートと言えるでしょう。

■土木建築系

土木建築の現場の仕事、機械工場の仕事などです。東京オリンピックの開催に加え、あちこちで古くなったインフラの整備が必要になってきているいま、土木建築業界については特に求人の需要が増えていますし、中小企業が多い機械や部品などの工場も、金型職人のような高い技術をもつ人たちがどんどん退職していく世代になっており、その後を継いで働いてくれる人を求めている場合が多くあります。

需要が多い「ものづくり」の職種は、IT系のシステムエンジニア、プログラマーの仕事です。この仕事は、新卒の段階でも文系理系区別なく応募可能、という内容で幅広く募集がされていますので、最初の垣根が比較的低いことはみなさんもご存じかもしれません。

ものづくりというと実体のあるものをイメージするかもしれませんが、ソフトウェアのようなデータでできているものをつくることも「ものづくり」なのです。
実際、手作業ではなく機械を操作してつくられる製品は多いものです。

■工業・製造

工業製品には,多くの種類があります。日本では,経済産業省が決めた分類があります。この分類では,細かく分けると,その種類は実に595にもなります。コラム01でみたように,身の回りにはモノがあふれていることを実感します。

軽工業の代表は,食料品とせんいです。食料品はふだん目にしているもののほかに,お酒やたばこも含まれます。せんいには衣服も含まれます。このほかに,ノートなどをつくる紙加工やパルプ,木材などがあります。

・重化学工業

重化学工業には,化学,金属,機械などがあります。化学には,石油化学,ゴム製品,医薬品などがあります。最も多いのが機械で,一般機械,機械自体をつくる工作機械,自動車や 船舶,鉄道車両をつくる輸送機械などがあります。そのほかに,セメントやガラスなどをつくる 窯業などがあります。

ものづくり仕事の代表格「工業・製造」

さまざまなものづくり仕事を挙げてきましたが、中でも工業と製造に関してお伝えしていきます。
いわゆる重化学工業では具体的にどんなものをつくっているのでしょうか?
意外なところで皆さんと関わっているかもしれません。

日本工業規格(JIS)による鍛造の定義は、「工具、金型などを用い、固体材料の一部または全体を圧縮または打撃することによって、成形および鍛錬を行なうこと」となっており、塑性加工法の1つです。

鍛造加工にも色々な種類があります。加工時の素材の温度によって熱間鍛造、温間鍛造、冷間鍛造の3つに分けられます。熱間は温度が高く柔らかい状態の素材が対象になります。

機械加工とは、機械を用いて設計や製図などに基づいた形状の部品を製造する仕事です。機械加工で用いられる加工法は多岐に渡り、部品の形状や材質によって加工手順を変えたり多様な機械の使用法を押さえたりする必要があります。そのため、製品の製造に必要な幅広い知識が求められるのが特徴。

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