たった一日で健康的で美しい固定性の歯を入れる事ができるDr. パウロ・マロによって開発された革新的な治療方法です。
オールオン4とは?インプラントとの違いについて
オールオン4とは何か?インプラントとの違いとは?などオールオン4の基本情報についてご紹介します。オールオン4にチャレンジするメリットなどもご紹介しますので、これからオールオン4にチャレンジしようと考えている方はぜひチェックしてみてください。
All-on-4(オールオンフォー)は、総入れ歯をお使いの方や、多くの歯を無くした方、インプラントを挿入するには骨が足りないと診断された方のための最先端のインプラント治療法です。
4本のインプラントで12本の歯を即日装着が可能なインプラント植立方法です。骨の移植なども必要ありません。仮歯からインプラントの埋め込み、仮歯の装着まで、1日で行うことが可能になりました。
通常のインプラント治療とは異なり、骨造成手術が必要ありません。
骨造成手術は、骨を人口材料で補填し足りなくなったあごの骨を補う手術なのですが、かなり大がかりになってしまいます。
遮断膜の露出などによって感染などのリスクがあり患者さんの大きな負担となっておりました。
しかし、オールオン4はそういった手術が必要ありませんので、オールオン4を行った後の負担を最小限に抑えることができるといったメリットもあります。
オールオン4のメリットは、「咀嚼機能を自分の歯に近いところまで回復できる」という点はもちろんのこと、若返りの効果もあります。
オールオン4はインプラントをしっかりと埋め込んでその後に入れ歯を固定します。術後は強い力で噛んでも入れ歯がズレることはありません。
上顎の歯12歯分のインプラント治療を考えたとき、12本のインプラントを埋入するよりも、4本(6本)のインプラントを埋入したほうが、手術時間も約半分に短縮できますし、患者様の負担も大幅に軽減されます。
インプラント埋入後すぐ、その日に仮歯を入れるため、医院を出る時には見た目の良い固定式の仮歯が入っています。歯が無い状態はありません。帰宅したその日から食事ができ、QOL(生活品質)が向上します。
治療期間が短縮できる
オールオン4を行うケースでは骨造成手術をしませんので、骨造成に必要とする期間を要しません。通常骨造成手術を行なった場所は、骨ができるまでに半年から1年ほど待たなければなりません。それゆえ、患者様には肉体的負担だけでなく、長期の我慢が強いられることになります。
オールオン4の治療方法を選択した場合、インプラントの埋入する本数が片顎で最低4本、上下でも8本と非常に少なくなります。
そのため、一般的なインプラント治療方法とは異なり清掃する本数がとても少なくなります。
そのため、オールオン4にするのは、これから先の長い時間において必要となる清掃や管理の手間を軽減することが出来るといったメリットにつながります。
もちろん管理のしやすさは、そのまま正常な状態で長く使えることにも繋がりますので大きな魅力だと言えます。
従来の入れ歯とは違い、しっかりと固定されますので力を入れて物を噛んでもズレる心配はありません。
そのため、安心して食事を楽しむことができるのです。
入れ歯だと食べにくかったお肉などに代表される食材も無理なく噛むことができます。
歯茎の切開や顎骨に金属を打ち込まなければなりません。そのため一般的な入れ歯に比べると体にかかる負担は大きくなります。
オールオン4治療は、すべての歯がない人を対象に開発された治療方法になります。
そのため、歯が残っているような場合には、その天然歯を抜歯しなければオールオン4治療を行う事ができません。
残っている天然歯の状態が悪いようなケースが大半を占めておりますので問題になることは少ないのですが、残っている本数が多い場合や、残っている歯が健康だった場合には、患者さんの価値観と照らし合わせてオールオン4治療を行うか決める必要があります。
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