基礎知識から年収まで徹底解説!タクシードライバーになるには

タクシードライバーという仕事が、近年注目を集めています。
ドライバーの高齢化やサービス向上の意識に伴い、新採用の動きが活発化しているのです。
記事内では、これからタクシードライバーを目指す人に役立つ情報をまとめています。
基礎知識から細かい部分まで、詳しく紹介しています。

FC2USER577663JIL さん

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いまさらだけど、タクシードライバーってどんなお仕事?

タクシーは、お金さえあればほとんど人が利用できる身近なサービスです。
ですが、具体的にどのような仕事をしているのかと聞かれると、明確に答えられる人は少ないでしょう。
まずは、タクシードライバーの基本的な仕事内容についてご紹介します。

タクシー運転手の主な仕事は、「お客様を乗せて安全に目的地まで運ぶこと」です。

無線で呼ばれたお客様のところへ向かったり、ホテル・病院・駅などで待機して乗りそうな人を探す「客待ち」をしたり、走りながらお客様を探すこともあります。

タクシー会社に勤務する場合、1日あたり15時間〜20時間働くことが一般的で、出勤日と休日を交互に繰り返します。1日の勤務時間は長いですが、もちろんずっと運転し続けるわけではありません。

お客さまありきの仕事ですから、タクシーに乗りたいと考えているお客さまを見つけることも仕事の一部です。

タクシー運転手は「歩合給」となっていることが多いため、限られた時間内に、できるだけ多くのお客さまを乗せる努力が必要になります。

■客の運搬以外の仕事も

タクシードライバーといえば、流し運転や客の運搬がメインと思われているでしょう。
ですが、その前後の作業もまた重要な仕事です。

自動車運行前点検
まず、運行管理者からその日の道路の状況や天候、運転の際の注意事項などの説明があります。その後、アルコール検査を行い、自分が乗車する車両へ。ウインカーやブレーキ、ヘッドライトといった各種ランプがしっかりと点灯するかどうか、エンジンオイル、バッテリーに問題がないかといった運行前点検は必ず行います。

一日の勤務の中で3時間ほど休憩をとることが決まっています。
どのタイミングで食事・休憩をとるかは、一日の仕事の段取りの組み方で変わってきます。

納金
深夜2時頃に営業が終了。会社に戻ってからその日の売上げの納金を行います。

洗車
次に乗るドライバーのために、タクシーの洗車を行います。

タクシードライバーになるまでの一連の流れを解説

具体的に、タクシードライバーになるにはどのような段階を踏んでいけばよいのでしょうか。
主には、ドライバーとして仕事を始める前に、必要な資格をとっておくことが重要となります。
一連の流れについて、説明をまとめました。

タクシーなどお客様からお金をもらい、目的地まで運転するドライバーになるには、「二種免許」と呼ばれる「普通自動車二種免許」が必要です。二種免許を取得するには、普通自動車一種免許(普通免許)を取得してから最低3年以上経過していることが条件となります。

全国のタクシー運転手に必要な資格ではありませんが、一部のエリア内で営業するタクシー会社で働くためには、「地理試験」もクリアしなければなりません。

地理試験では営業エリア内にある道路や交差点の名称、駅や有名な建物の所在地などの知識が問われます。それだけでなく、例えばある目的地まで向かう際の最短ルートや、そのルートの走行距離や運賃、所要時間なども正解しなければなりません。40問中32問正解すれば合格となり、エリア内でドライバーを続けている限りは有効です。

合格者には講習の最終日に「講習修了証」と「地理試験合格証」、そして「運転者証」が交付されます。「運転者証」とは、タクシーの助手席前にドライバーの名前と写真が掲示されている、タクシー運転手としての身分証明書です。

気になる年収は?

仕事としてドライバーになる以上、やはり目的は稼ぎに他ならないでしょう。
年収がいくらぐらいなのか、やはり気になるはずです。
いったい、どれぐらいの額が期待できるのでしょうか。

タクシードライバーの給与規定は、タクシー会社によって異なりますが、基本的には「基本給+成果給」となっているところがほとんどです。成果給は、売上額の何パーセントかを支払われる場合もありますし、売上額のうちノルマを上回った分を支給されるシステムのところもあります。

国際自動車のキャリア(中途)採用者の95%はタクシードライバー未経験ですが、入社1年目の平均年収は4,277,316円、平均月収は352,276円です。タクシードライバーはやる気や努力次第でキャリアや性別に関わらず高収入を得ることができる仕事です。

タクシードライバーの給与は歩合制の部分が大きなウエイトを占めています。

基本給もあることはありますが雀の涙程度であり、

しっかりと仕事をするのであれば完全歩合制の仕事をしているのと同じ感覚で行うべきです。

全国的に言えば売り上げの50%が給料として支給されるところが多く、

東京都内などでは売り上げの60%前後が給料として支給されるところ多いです。

給料を上げるコツについて

前述の通り、タクシードライバーの稼ぎは歩合にかかわるところが多いです。
つまり、いかに自分で工夫できるかが重要なのです。
給料を上げるためのポイントを、チェックしておきましょう。

乗車効率を上げる
歩合を考え、なるべく空車にならないように乗車効率を上げる努力をします。

乗車記録を確認しながら、時間や曜日を考慮して、ルートを再確認して、少しでも売上を伸ばす努力をします。

客単価が高いエリアを選ぶ
ターミナル駅や、繁華街に限らず、長距離が見込めるエリアを見極め、積極的に営業を行うことで、
売上を伸ばせば、それが歩合として返ってくるので、客層や、エリアなどをリサーチする習慣をつけるようにすると、良いでしょう。

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