会社の売却というのは、基本的に買い手が全てを引き受けるため、会社の負債や連帯保証人といった負担から解放されます。
会社売却をしないためにはどんな工夫をすればいい?売却時にはM&A仲介会社を依頼しよう
せっかく守ってきた会社を売却しなければいけないのは悲しいことです。
もちろん、すべてが悲しい状況によるものではありませんが手放すことに寂しさを覚える人は多いでしょう。
今回は会社売却の際のM&A仲介会社についてまとめました。
自身が高齢で後継者がいない場合、会社を清算してしまうと現在働いている従業員や取引先に迷惑がかかってしまう場合などは、会社を売却することにより経営を継続することができます。
ただし、買い手によっては現在の従業員を全て解雇するといった場合もあるので、事前の買い手の選び方や売却をする際の目的をしっかり持つことが大切になってきます。
会社の状況にもよりますが、500万円で作った会社が20年後に当期純利益2億円程度の規模になっていれば、数億〜数十億の売却益が得られます。
その売却益で新しい事業をやったり、投資やセミリタイアといった新しい人生の選択も可能になります。
会社を売却するということは、会社とともに顧客との取引関係も売却するということです。安定的な受注が見込める多くの顧客と取引があるならば、買い手側にとっては、とても魅力的な買収先となるでしょう。
会社経営者は状況によっては、人との付き合いを無くしても成り立つ事もありますが、成功する経営者の多くは人付き合いが上手で、自ずと周りには味方が増えています。お客に対してだけ愛想よく営業できるのではなく、会社内やプライベートの交友関係・家族内など様々な場面で周囲の人から慕われている事が多いです。
成功する経営者というのは、自分の事ではなく純粋に会社の業績の事やお客様の事を第一に考えて仕事に没頭しています。成功する経営者の多くは、周りから「頑張っているね。」「凄いね。」「もっと息を抜いたら?」などと言われても、何でそこまで褒められたり気を使われているのか分からないと思うくらい、仕事に没頭して自分自身の犠牲面や、周囲からの評価を深く気にしていない事が多いです。
健康問題が生じてしまいった、ご子息に事業を継ぐ意思または能力がない、ご子息に事業を任せるのは不安、ご子息に個人保証・巨額の債務を引き継がせたくない、そもそも子供がいない、従業員や役員の中に社長を引き継ぐような人材が育っていない、従業員に経営能力を持つ人材がいない、従業員に事業の責任を負わせたくない、従業員に会社を買い取る資金がない、従業員に個人保証・巨額の債務を負わせられない、などなど。
少子高齢化が進んでおり市場が縮小することはあっても拡大することはありませんし、業界の競争が進んでおり、会社の将来が不安であるとしても、先行き不安が解消されることはありません。
社内には将来ビジョンの展望も描けない状態だと思います。
創業者は、M&Aにより会社を売却することで、事業の現金化を行うことができ、年金のみならず創業者利潤を得ることで、ハッピー・リタイアすることができます。
会社経営からは引退し、余生を自由に楽しみたい、自分の好きなことに専念したい、セカンドライフを満喫したい、などなど、ハッピー・リタイアを実現できるのです。
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