資格取得を目指して頑張るあなたを応援したい!公認会計士試験合格への道

公認会計士になるためには、資格の壁を乗り越えなくてはなりません。今回は、公認会計士目指す人に向けて、公認会計士の資格の流れや勉強方法、おすすめの通信講座を紹介していきます。

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公認会計士とは

公認会計士は、開業登録をしたのちに監査・会計の専門家として、独立した立場において「監査証明」を主たる業務とし、「会計」「税務」「コンサルティング」の業務を行っている公認会計士もいます。

企業から学校法人、公益法人など幅広い対象について、独立した立場から監査意見を表明し、財務情報の信頼性を担保します。監査業務には、法定監査と法定監査以外の監査があります。

利害関係者の多い上場会社や一定規模以上の会社などでは、経営状況の報告に嘘がないことを証明するために、法律上、公認会計士の「監査」が必要なのです。監査は、企業の社会的信用や関係者の利害に関わるため、監査する側の責任は重大です。したがって、監査業務は高度な専門知識を持つ公認会計士のみが行うことを許された独占業務となっています。

・公認会計士の将来性について

公認会計士になるには試験合格の前後に監査法人などに就職して実務経験を積む必要があるため、まずは就職先の確保ができなければ将来の展望は開けません。

数年前までは公認会計士試験の合格者が急激に増え続けたこともあり、試験合格者であっても深刻な就職難に見舞われていました。しかし近年、状況は一変しました。就職難を受けて試験の合格者数を絞ったこと、従来の会計基準から国際会計基準に移行する企業が増えたことなどが要因となり、公認会計士の需要が増加し、就職難は解消されています。

資格を取得するまでの流れ

・公認会計士の一次試験

1次試験ではマークシート式の短答式試験4科目に合格しなくてはなりません。この1次試験は年に2回実施されます。

・公認会計士の二次試験

2次試験では必須科目4科目と、4科目から1科目を選択する選択科目があり、計5科目の論述式試験を受験することになります。

2次試験合格後、日本公認会計士協会の準会員になれる。

・3年間実務経験を積む

■実務経験(約2年)
準会員に登録されたら、監査法人に就職し、正会員を目指して実務経験を積みます。期間は約2年。なお就職先は、監査法人でなくても、公認会計士としての専門知識を十分に活かした業務を行える企業であれば大丈夫です。

■実務補習所(約1年)
公認会計士になるためには、実務補習所に通うことも条件の一つとなっています。補習期間は3年ですが、実務経験が2年以上ある場合は1年に短縮可能です。

・修了考査を受ける

実務補習所に通って所定の単位を取得すると、修了考査という卒業試験を受ける必要があります。実施は年1回。短答式と論文式の試験に合格し、さらに卒業するときにも試験を受ける必要があるわけですから、公認会計士になるのはやはり大変です。

修了考査に受かると、公認会計士の正会員になれ、公認会計士として就職活動を行えます。

徹底解説!公認会計士試験の試験内容

・計算科目は早めに対策する

人それぞれ、勉強法はあるかと思いますが、一般的には「計算科目」ともいうべき財務会計論と管理会計論を最初にマスターしたほうがよいといわれています。
計算方法の習得には時間がかかりますが、一度習得すれば忘れにくいという一面もあります。計算科目は、できるだけ早めにおさえておきましょう。

・短答式試験の勉強について

多くの合格者が「意味が分からなくてもいいからとにかく読み飛ばして何周もする」と答えています。 科目も多岐にわたりますし、今回の勉強で初めて知るようなことを、すぐに理解することは不可能です。 学問として楽しむべきではなく、あくまでも合格することが目標ですから、いかに効率よく回すかでしかありません。

・理論科目の勉強について

理論科目は暗記することがなにより重要だと思いがちですが、「他人に説明することができるか。」がポイントになります。 つまり、論文式試験は判断力、思考力、記述力を見ていることになります。 専門的な言い回しについてはきちんと暗記し、全体を理解して体系的に説明できるようにしておきましょう。

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