症状としては、陰茎弯曲84%、勃起時の痛み46%、勃起障害40.8%、その他1.03%である。
ペロニー病について知りたい男性へ
自分がペロニー病ではないかと不安になる方もいることでしょう。
ただその前にペロニー病の特徴、またどんな治療を行うのかなど必要な情報を収集してから判断することが必要になります。
2001年イタリア男性647人の一般人調査では、7.1%の頻度、2001年ブラジル人の前立腺検診男性954人で3.7%の頻度、2004年アメリカ人の前立腺検診男性534人で8.9%、2006年インド人男性2130人の一般調査で2%の報告があり、2~8.9% の発生頻度となっている。
泌尿器科で診察を受診しましょう。病院で診察を受ける際にはしこりや痛みなどについて確認されます。また、外傷が原因でしこりが発生することもあるため、問診、触診も重要です。気になることがあれば、事前にメモなどにまとめておきましょう。
診察には超音波検査やMRIが使われます。
はじめの治療は保存的治療(手術以外の方法)で、症状が安定するまでとさらに安定してから6ヶ月間は薬剤治療を行います。
手術は、症状が固定し、保存的治療が無効の場合に行います。方法は大きく分けると<1>白膜縫縮術(硬結のない側の白膜を縫縮する)と<2>硬結切除と白膜欠損部補てん術があります。どちらを選ぶかは曲がりの程度が主な判断基準になります。曲がりが強い場合は <1>と<2>を併用することもあります。それぞれの手術方法には長所、短所があるため、各施設では手術前のチェック、縫合法の工夫や補てん材料の選択を行っています。
できるだけ実績数が豊富なところを選びたいですね。ペロニー病の治療では薬物療法によって状態が落ち着くのを待ってから必要に応じて手術を行います。このタイミングの見極めなども大切になってくるので、症例数や治療実績が豊富なところを選んでおいたほうが安心です。
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