M&A専門会社の選び方

より安定した企業活動の一つの手法としてM&Aがあります。今回はより有利に企業活動を行うためのM&A専門会社の見極め方について詳しくまとめていきたいと思います。

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M&A専門会社の見極め方

M&A専門会社にもいろいろあるので、どのような会社なのか見極めることが大切です。

■単なるブローカーでないことが重要

M&Aコンサルタントと名乗る、買い手に直接伝手がない単なるブローカーのようなM&Aコンサルタントも多くいます。そういった業者は、いろんな業者に情報をばらまき、買い手を直接有しているM&Aコンサルタントと繋いで終わりという場合も多く、さらにコンサルティングができないような人も実際いるのです。

単なるブローカーにすぎないような人に当たってしまうと、当然M&Aは成功しません。
実際にはコンサルタントすらできない人もいます。

■契約書をしっかりと確認する

実際にお客様から、M&A業者のセカンドオピニオンとしてお問い合わせがあった際のケースです。秘密保持契約を交わさずに決算書などの情報を求めてきたというケースもあります。財務情報を開示する前に秘密保持契約をしっかり結びましょう。

中には契約書がいい加減なだけではなく、秘密保持の契約を交わさないところもあります。
このような業者も使うべきではないでしょう。

■過去の実績やレビューも確かめる

4.担当者がM&Aの経験が豊富かどうか。(過去の実績など聞いて、自身の業界や売上規模での経験があるかどうかを見極めます。)

過去の実績は確認できない場合も多いので、口コミや体験談などを探し、情報収集を行うのもよいでしょう。

M&A専門会社の情報収集を行う

よりよいM&A専門会社を選ぶためには、まず情報収集をしっかりと行う必要があります。

■M&A専門会社を比較する

ひとくちにM&A会社といっても、相談する企業の事業規模や経営状況によって、選び方は変わってきますが、もっとも重要視してほしいのが「経営者が納得のいく情報・サポートを提供できる」M&A会社であるということ。

情報収集をしてよい会社を発見できたら、今度はいろいろな面から比較を行いましょう。
そうするとよいところと出会えます。

■迅速に情報収集を行う

会社売却は、経営者様にとって、大変重要な決断です。そのための検討は、いくら早めに始めても早すぎるということはありません。
会社の譲渡に少しでもご関心がある経営者様は、まずは情報収集から始めてみるのはいかがでしょうか。

情報収集をしっかりと行ったら、即座に行動に移すことが大切です。
いくら情報収集を早く行っても、実行するのが遅ければ意味がありません。

■必要な情報を絞り込む

① 売却以外の選択肢について
② 売却可能性
③ 相手先の選定方法
④ 売却見込価格
⑤ 仲介手数料および税金
⑥ 売却後の従業員の処遇
⑦ 売却価格を高めるためにできること
⑧ 売却までのスケジュール

必要な情報を絞り込むためには、どのような情報が必要なのかを知ることが大切です。
特にM&A業者の評判は、会社選びでは必要不可欠です。

注意点を知っておくことも重要

M&A専門会社を探す場合には、注意点をいくつか把握しておくことで、より良い会社を見つけられます。

■無料相談やセミナーを行っている

M&Aをスムーズに進めるためには、企画発案したそのときからM&Aに対する情報収集もしておくことが大切です。
M&A仲介業者の中には定期的にセミナーを実施している会社もあります。
積極的に参加し、情報交換や類似案件例などを参考にM&Aを進めていくことをお勧めします。

まずは無料で相談を受ける、セミナーに参加してみるのがよいでしょう。そうすればどのような会社なのかがある程度分かります。

■料金形態が明確になっている

M&A仲介業者を選ぶときのひとつの基準として手数料の大小があります。
手数料が安いにこしたことはありませんが、安かろう悪かろうでは本末転倒、それなりの対価を支払う覚悟で良いM&Aを進める必要があります。

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