通信制高校は単位制・2学期制を採用している学校が多く、入学は4月と10月に行われる学校がほとんどです。
その時期に合わせ、新入生を3・4月と8・9月に募集することが多いようです。
(もしくは随時募集もあり)
転入は随時募集。編入は新入学に合わせて4月と9月に募集したり、転入と同じく随時募集としている学校も多いようです。
東京で注目度の高い通信制高校はここだ!
ライフスタイルや習いたい従業を選択できるとして注目となっている通信制高校。そして日本の中心都市である東京に本校がある通信制高校があります。そんな学校のカリキュラムなどを紹介していきます。
通信制では、月に2~10回のスクーリングとレポート提出、試験がありますが、これ以外の時間は生徒の自由です。アルバイトや、趣味を極めるもよし。アスリートや芸能活動を行っている方など、学校に定期的に通うのが難しい人でも高校卒業を取得することが可能です。
病気を持っている人や、月に2~10回のスクーリングも難しいという人でも、普段は自宅学習をし、年に10日ほどの集中スクーリングを受けるだけで大丈夫な学校もあり、自分のペースに合わせて勉強を進めることができます。
通信制高校は、自学自習を基本とし、時間と場所の自由度が高いのが特長です。自分の好きな時間と場所で学習できることから、不登校の方や高校を中退した方、社会人の方、スポーツや芸能をはじめ自分の夢に向かってチャレンジしている方などに選ばれています。
通信制高校の学習の仕方は、レポートを中心に進めていくのが一般的です。レポートというと、白紙のレポート用紙に文章を埋めるイメージがあるかもしれませんが、通信制高校のレポートというのはそれとはちょっと違います。
通信制高校のレポートの多くはテスト形式になっていて、選択形式や記述形式の問題が並んでいて、テキストなどを見ながら空欄を埋めていくというのが基本的な学習スタイルです。まずは教科書を熟読して、その後にレポートを書くというよりは、直接レポートに書き込んでいくという形です。
全日制の高校はほとんどのところが「学年制」を採用していますが、通信制高校のほとんどは「単位制」を採用しており、卒業するためには必修科目・選択科目を合わせて74単位以上修得する必要があります。
たとえば、入学して1年目に30単位、2年目も30単位修得すれば、3年目は14単位修得するだけで卒業することができますし、じっくり学習したいという人は、毎年20単位ずつ修得して4年かけて卒業することも可能です。
中学校のような学年制(年間の成績に応じて進級できる制度)ではありませんので、学年というのは関係なく、必要単位数に達することで卒業できます。
また、単位制なので単位が足りなくても「留年」という概念はありません。3年間の在籍期間中に単位が卒業条件に達していなければ、条件を満たすまで勉強をし続けるだけです。
ただし、3年間以上は在籍することが卒業の条件となっているため、1年で頑張って単位を取ったとしても3年間は卒業できません。また、特別活動を30単位時間(1単位=50分)行う必要があります。特別活動とは、入学式や卒業式、ホームルーム、クラブ活動、体育祭などのイベント、体験学習などを指します。
昔は、通信制高校は「働きながら行くところ」というイメージの強い場所でしたが、最近は健康面など様々な理由で通信制高校に通う人が増えているそうです。
全日制高校は月曜日から金曜日まで毎日授業がありますが、通信制高校は月に数回のスクーリングを受けるだけで、あとは自宅で自由に勉強をすることができます。「毎日学校に行って同じ席に座り、時間に縛られて勉強しなければならないのが苦痛」という人には、ピッタリの学習スタイルといえます。
現在、私立通信制高校では高校卒業のために必要な勉強に加え、 音楽、語学、IT、演技、ダンスなど幅広いジャンルの学びを提供する学校が増えています。
ほかにも、特定の資格取得を目指すコースもあり、全日制高校ではなかなか経験できない勉強ができるようになっています。
先生自分が興味のある分野の勉強をいち早くできることは、学生生活におけるモチベーションとなります。
これは大きな通信制高校のメリットと言えるでしょう。
通信制高校には、働いている人やスポーツなどの活動に専念している人など自分の夢に向かって活動している生徒だけでなく、不登校などで毎日学校に通うことが不安な人、病気やケガで学校を休み学習に遅れをとってしまった人など、さまざまな背景をもつ生徒がいます。多用な生徒に対応することができるのが通信制高校です。
通信制高校は、自分で自由にカリキュラムを組むことができます。
例えば、通学週1日コースであれば、週6日間を、自由に使うことができるのです。もちろん、自宅学習をする必要はありますが、それでも自分の自由になる時間をたくさん持てます。そのため、通信制高校は、成人して仕事に就いている人でも学習を続けることができるのです。
具体的な例で見るとある通信制高校では、
入学金 50,000円
授業料 20,000円
施設設備費 20,000円
教育関連諸費 50,000円
スクーリング費 50,000円
で合計19万円の費用で、1年間授業を受けることができます。
3年間でわずか57万円ほど、月にすると1万6000円ほどの負担なので、バイトを
しながら自分で費用を支払うこともじゅうぶん可能です。
全日制や定時制高校では、学校に行ってカリキュラム通りに勉強を行うことで高校を卒業できます。
しかし、通信制高校は基本的に自学自習。
レポートも自分で教科書を見ながら作成しなければなりませんし、そもそも誰かが勉強時間を決めてくれる訳ではありません。自分で勉強時間を確保し、自ら学習に取り組む必要があります。
これが大変で、通信制高校に何年も在学している人や、登校しなくなる人も少なからず存在します。
すでに何度も書いていますが、通信制高校は「自学自習」が基本です。
そのため、自分で能動的に学習して、単位を取っていく姿勢が求められます。
本来勉強というものは、学びたいという気持ちを強く持ち、誰に言われなくても頑張る姿勢が大切。
しかし、自宅で誰からも注意されない状況で、 コツコツ勉強を続けるのは、そんなに簡単ではありません。
その結果、途中で挫折してしまい卒業できない人が毎年多く生まれてしまうのです。
通信制高校には全日制高校のように時間割に沿って行う一斉授業がありません。そのため、休み時間に友だちとワイワイおしゃべりしたり、放課後に部活動を楽しんだり……ということもありません。また、勉強を教え合うとか、将来の夢を語り合うという機会もないので、勉強でわからないところがあっても相談できる仲間がいないというのがデメリットになります。
自身で学習計画を立て、それに沿って日々の勉強やレポートをこなしていくことになるため、自分で決めて自分でやりとげる力が大切なのです。しかし、場合によってはうまく学習を進められなかったり、計画からズレが生じてしまったりすることもあるでしょう。
高校生活で大事なのは勉強だけではありません。
文化祭や修学旅行など行事への参加でチームワークを学んだり、委員会活動や部活動に参加したり、特別意識をしていない人がほとんどですが、毎日誰かと面と向かって関わることで社会性を養うことができます。
通信制高校では学校に行く機会も少なく、行事への参加も生徒の自由としている学校がほとんどなので、全日制高校と比べると同級生や先生との関わりがかなり少なくなってしまうのがデメリットです。
ここでは、東京の通信制高校の事情がどのようになっているのかを調べてみました。このエリア内にある学校のキャンパス数や設備、卒業後の進路はどのようになっているのか、進学や就職のしやすさ、教育の雰囲気やサポート体勢が整っているかどうか、通信制の高校を考えている方は自分の希望に合っている学校を探してみてください。
第一学院高等学校は、通信制でも生徒1人ひとりに担任の先生がつき、勉強や進路についての悩みをフォローしてくれる教育で評判が高い通信制高校です。
全国の主要都市を中心に52のキャンパスが、東京都内にも5箇所にキャンパスがあり、通いやすい学校を選べます。
12のコースが用意され自分の興味や関心、進路、目標にあわせて選べるのでマイスタイル・マイペースで目的の実現が可能です。
- 1
- 2