太陽光発電所は売却してしまおう

「思ったより管理に手間がかかる」「電力の売却価格が下がっていて不安」こういった人は多いのではないでしょうか?そんなときは太陽光発電所の売却を検討してみてはどうでしょう?今回は太陽光発電所を売却するメリットデメリットについて考えてみます。

FC2USER732770VDR さん

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太陽光発電所の価値は年々落ちている

特に大きな変更点が、売電価格の見直しです。同法の施行当初の売電単価は、1kW当たり「40円」でした(2012年度、事業用10kW規模以上)。しかし、今回の改正では「21円」と、約半額にまで落ちています(2017年度、事業用10kW規模以上)。つまり、せっかく太陽光発電所を作ったとしても、売電価格は5年前の半分にしかならないのです。

手持ちの太陽光発電所の価値は刻々と下落しています。その理由は、発電した電力を固定価格で買い取ることを定めたFIT法。この制度が適用されるのは発電所が導入されてから20年間(FIT法改正後の契約なら10年)です。適用期間が短くなればなるほど発電所の価値は減っていきます。制度適用期間の延長はできないため、価値の下落は食い止められません

太陽光の売電価格は実は当初よりも値下がりしています。そのため太陽光発電所の価値も下落しているのです。

太陽光発電所を売却するメリット

太陽光発電所は不動産と同じように売却することが可能です。売却にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

■手早くキャッシュが手に入る

太陽光発電以外にも、小型風力発電など発電事業の選択肢が増えています。
他の投資先を検討するなどして、別の事業に使うための現金を準備するため売却する、というケースもあります。

発電所を売却することで、一気にまとまったキャッシュが手に入ります。
急にキャッシュが必要になったときなどに便利です。

■管理の手間がなくなる

保守・管理を想定せずに発電事業を始めた方も少なくないようです。
想定外の手間やコストを今後10年以上にわたってかけなくてはならないのであれば、設備を売却し、その分の費用を本業に回したいと考え始めた投資家が増えたのです。

長期間にわたるメンテナンスは時間、コストともに相当大きくなります。一気に現金化してその後一切の手間がなくなることを喜ぶ声もあります。

太陽光発電所売却のデメリット

■売却までに時間がかかる可能性がある

仲介の場合、間に業者を通してやりとりを行なうため、売買の成立から現金化までには時間がかかります。そのため、次の投資に向けてすぐに現金化したいという方にはあまりおすすめできません。

発電所を売却する場合、仲介と買取の2種類があります。仲介の場合、買い手がつかずに売却まで時間がかかってしまう可能性があります。

■相場が分かりずらい

適正な市場価格が分からないまま売却希望額を設定している売却希望者の方が多く、購入希望者の希望額との間に乖離が生じ、結果として売却に至らないケースが非常に多くみられます。

太陽光発電所の売却はまだ一般的になっておらず、相場が分かりにくいという欠点があります。そのため購入希望者とのミスマッチが起きやすいです。

太陽光発電所は早めに売却してしまおう

実際の見積もりでは、同じスペックの太陽光発電所でも買取業者に依頼したほうが圧倒的に短い期間で現金化できることが分かります。日に日に目減りしていく手持ち物件の価値を考えると、目先の利回りや売値に振り回されるのではなく、できるだけ早く買い手を見つけて現金化させるのが賢明。買取業者という選択肢は、その点で得策と言えるでしょう。

仲介で売却すると仲介手数料が発生しますが、買取の場合にはありません。仲介手数料が節約できるのは買取で売却するメリットです。

太陽光発電所を売却する際は仲介と買取がありますが、買取の方が手早く現金化できますし、売却価格も買取の方が高くなる可能性があります。

ただし、大規模な太陽光発電施設を買い取ってもらうケースでは、買取業者に相当な資金力がないと、即金で現金を受け取れない可能性があります。買取のメリットを最大限に活かすためにも、売却時には資金力の高い業者を選びましょう。

ただ、買取してもらう業者は資金力があることが大前提です。

売却する時に失敗しないためのポイント

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