日本政策金融公庫で審査落ちになる理由まとめ

日本政策金融公庫で審査落ちになってしまう理由をいくつかまとめましたので、次の審査に向けてチェックしてみてください。

mthrmthr さん

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実は明確な判断基準はない

日本政策金融公庫で創業融資を受けるための審査では、実は明確な基準が設けられていません。

60年以上の実績と融資担当者経験・カンによって判断しているようです。

ここでは、審査落ちする原因をリサーチした結果をまとめています。

審査落ちしてしまう5つのポイント

さっそく原因を見てみましょう。

1.自己資金がない

創業する資金がないから融資を申し込むので矛盾しているのですが、自己資金がまったくない場合は融資審査に落ちてしまうことが多いです。 お金に対する意識をチェックしているのかどうかはわかりませんが、創業融資の審査では自己資金の有無で審査が大きく左右されます。

ここでいう、自己資金とは給与収入などからコツコツ貯めたお金を指します。 配偶者など家族のお金も自己資金と認められますし、親などから援助を受けたお金も自己資金として認められることが多いですが、できれば毎月少しずつ貯金をして、その履歴が通帳に残っていることが望ましいと言われています。

引用にも記載しているように一見矛盾しているように見えるこの理由。

また、一時的に得たお金は「見せ金」と認識されやすくなるので、突然通帳の残高が増えたり、多額のお金が急に振り込まれたりした場合は、見せ金として判断されることがあります。

2.融資希望額が多すぎる

希望の融資額が大きすぎるというケースも、審査落ちの原因になりかねません。

例えば美容師が独立して美容室を開店するとして、1,000万円の自己資金に対して、3,000万円の融資を希望したとします。

これだけ見ると、自己資金は確かに十分ですが、3,000万円は過大と言えます。貸す側としては「どうしてこんなに沢山の資金が要るんだ?」という結論に至るからです。

融資希望額が多すぎるのはNGの理由になりえます。

審査担当によって多額という判断基準は変わってきますが、希望額は最低限に抑えるべきでしょう。

3.滞納がある

クレジットカードや携帯電話、水道光熱費、家賃などの滞納、支払い遅延がある方の場合、「お金を貸してもしっかりと返済してくれないのでは?」と思われてしまいます。

どの金融機関でもそうですが、やはり滞納があると審査が通る可能性が低くなります。

避けられる滞納は必ず避けるようにしましょう。

4.経営計画に矛盾が生じている

審査には、経営者が考える経営の計画性も重要です。

その為、“根拠がない急激な売上上昇”や“売上上昇にも関わらず、仕入れ・人件費の降下”

などの、経営計画では融資担当者もいい顔をしません。

数字だけ上げればいい、などの甘い考えだということがバレてしまい、審査落ちに繋がってしまう為、嘘偽りない経営計画が必要になります。

現実味の無い計画を提出しても、返済できず終わってしまうのではと思われてしまいます。

5.面接でしっかり説明できない

日本政策金融公庫で融資を受けるときは、ここまで話したとおり担当者との面接が重要なポイントであり、面接でしっかりと説明できないと審査に落ちる可能性があります。

ここで注意したいのは、完璧なプレゼンテーションを求められているわけではないということです。

少々口下手な社長でも、会社や従業員に対する思いや、事業によって喜んでくれるお客さんの絵が分かっていれば、担当に必ず伝わります。

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