朝・昼・晩と規則正しく食べて、間食は避けます。1日1、2回にまとめて食べたりすると、膵臓に大きな負担をかけて、糖尿病が悪化してしまいます。仕事などで規則的な食事ができない場合などは、1日の総エネルギー量から決められた分を間食としてとるといった工夫をします。
糖尿病の人は食事内容が重要! 病状を悪化させないための秘訣とは?
糖尿病の人にとって、食事内容はとても重要なものです。
そこで、今回は便利な糖尿病食の宅配サービスについてまとめました。
脂質が多い食品を多くとると、脂質異常症となり動脈硬化が進行するおそれがあります。特にコレステロールや飽和脂肪酸が多い食品は控えめにしましょう。
また、食塩の量が多いと、高血圧の原因となり腎症や網膜症をはじめとした合併症が進行するおそれがあります。味付けは薄くして、食塩の量を減らすようにしましょう。理想的な食塩量は1日6g以下ですが、まずは10g以内におさえましょう。
野菜、海藻、きのこなど食物繊維を多く含むものは、食物の消化吸収をゆっくりにして、血糖値の急激な上昇をおさえます。さらに空腹感をおさえる効果もあるため、積極的にとるようにしましょう。
『健康美膳(冷凍品)』
糖尿病食は3種類。お肉中心のボリューミーなC1セット。魚中心のセルシーなC2セット。北海道産のホタテや宮崎産のチキンなど厳選素材を使用したKセット。
魚やだしは天然のものを、肉に至っては黒毛和牛や神山鶏などを使用するなど、こだわりを持って自然の食材を選んでいます。
「自宅入院ダイエット」という著書で宅配治療食の代表的なひとつとして紹介されました。
栄養バランスと総摂取エネルギーを考えた食事とは、具体的にはどのようにすればいいのでしょうか?
炭水化物、たんぱく質、脂質の三大栄養素をバランス良くとり、ビタミンやミネラルなども欠かさずにとることが、糖尿病では大切な“治療”になります。
医師から指示されている1日の総摂取エネルギー量が1600kcalの場合、1日20単位の食品と交換できますが、栄養素がかたよらないように表から選ぶことが大切です。
「食品交換表」には、代表的な外食メニューも載っています。目で見てカロリーや栄養素がわかるようになりましょう。
薬物療法を行っている場合、食事の量や食べるタイミングを間違えると低血糖になることがあるので、注意が必要です。
糖尿病になったら、厳しい食事制限をしなければいけないと考える患者さんが多いと思います。ところが、糖尿病になったからといって、食べられないものは 何もありません。「食事療法」といっても特別なメニューがあるわけではなく、食べ物の栄養バランスと総摂取エネルギーを考えることが大切になります。
この食事療法の考えは、糖尿病患者さんだから守らないといけないものではなく、本来健康なひとでも考えないといけないこと
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