エステでの治療法にはアポクリン汗腺を破壊する目的で行われる理学療法として「電気分解法」「電気凝固法」「インフォレーゼ」などがあります。これらの治療法で完全にワキガが治るかというと、恐らく難しいでしょう。
すぐに改善したい!ワキガ治療にかかる費用っていくら?
男性だけではなく女性にも多いワキガ。自分でも気になるし、周りに臭いと思われていたら嫌ですよね。すぐにでもワキガを治したい、そんなときの治療方法について紹介します。
このようにエステティックサロンでのワキガ、多汗症治療は基本的に「脱毛すればワキガは治る」という見地から行われています。確かに体毛を抜いてしまえばアポクリン汗腺と皮脂腺の開口部はふさがれ、一時的に臭いは軽減されます。
しかしそれは本当に一時的なもので、出口を失った汗腺類はやがて再び皮膚に開口し、活動を始めることがわかっていただけたと思います。
ワキガを完全に治したいと考えているならば美容外科、または皮膚科などのワキガを専門的に扱っている施設に行くことをオススメします。ネットで検索すれば、「自宅でも簡単にワキガを治せる薬」などを紹介しているサイトもあります。
効果はあるかもしれませんが、すぐにでもワキガを治したいのであれば、美容外科または皮膚科に通うのが一番手取り早い方法でしょう。
注射による治療は、ワキの下に注入することでエクリン汗腺の活動を抑制し
汗の分泌を抑えます。ニオイも軽減させることができます。
汗腺を取り除くわけではないので、効果は永続的なものではありませんが、
3ヶ月~4ヶ月の間は汗の量を抑えることが可能です。
ワキガ剪除法(せんじょほう)は、脇の下を切開して、臭いの原因となるアポクリン汗腺を取り除く(臭いの原因を根本から取り除く)「ワキガ(腋臭症)」の根治治療法です。
1回の手術でアポクリン汗腺の80%以上を除去するので、臭いはなくなり、再発することもありません。気になる傷跡も目立たない様処置します。(個人差あり)
ワキガの元をしっかりと取り除くためには、外科的な治療を行うことになります。
剪除法のようにしっかりと皮ふを切開して汗腺を取り除く方法や、なるべく少ない傷口で手術を行うシェービング法や吸引法などがあります。
汗腺を効率よく取るために考案された削除器を使用し、皮膚の裏側より汗腺を除去する方法です。現在でも行われている手術の一つですが、直接、汗腺の残存を確認できないことから、効果という点では直視下摘除法(剪除法)に劣ります。効率重視の場合に使用されます。
シェービング法と呼ばれる施術です。
脇(ワキ)の皮膚の一部を数ミリ切開し、脂肪吸引施術で使用する機材のカテーテルという管の先端部分からアポクリン汗腺とエクリン汗腺を吸引していきます。傷も小さく、患者さんへの負担の少ない方法ですが、アポクリン汗腺、エクリン汗腺ともに真皮にくっついているため、すべて吸引出来る訳ではないので再発の可能性があります。
吸引法と呼ばれる施術です。
ミラドライは切らない多汗症・わきが治療です。
マイクロ(電磁)波※を照射し、汗と臭いのもととなる“汗腺”を壊します。
傷跡を作らずに中度~重度の多汗症・わきがを根本から解決することが可能です。
ミラドライは、マイクロ波を皮膚の上から照射し、その熱により汗腺を破壊するため、
皮膚を切らずに治療が可能です。破壊した汗腺は再生することがほぼないため、長期的な効果を期待できます。
また、施術後のダウンタイムがほとんどないので、手術療法のように体に負担をかけません。
ビューホットは高周波を使った「切らない多汗症治療」です。高周波の照射針をわきの下の皮膚を貫通させ汗腺の深さまで刺入し、針先から高周波を照射します(表皮層を冷却板で冷やしながら行います)。
クワドラカット法は、脇の下を4ミリ~5ミリ程度切開し、切開した部分からカニューレという針のような棒を差し込み、ワキガの原因となっているアボクリン汗腺を破壊し吸引する方法です。
一般的に用いられる「剪除法」という手術は保険適用にならないと30万円ほど掛かりますが、保険適用になれば3〜5万円ほどで済み、直接汗腺を切除するため確実に症状を軽減し再発の可能性も少なくなっています。
切らないでワキガ治療を行えるミラドライについては、聖心美容クリニックの場合は初回両脇356,400円(税込)、湘南美容クリニックの場合は通常両脇1回350,000円です。
湘南美容クリニックでは、シェービング法は両脇384,340円(税込)となっています。
両わき 350,000円
すそわきが 380,000円
乳輪わきが 200,000円
※表示価格は税抜き表示となっております。別途消費税が必要です。
帯広中央クリニックにおけるビューホットの価格。
ワキガ手術には始めに紹介した「剪除法」以外にも、傷口が小さく済む「吸引法」や皮膚を切らずに治療ができる「マイクロウェーブ法(ミラドライ)」などの手術方法があります。
最も一般的である「剪除法」は保険適用である病院でも、「吸引法」や「マイクロウェーブ法」での手術は自由診療である場合が少なくありません。
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