資産運用の準備の第一ステップは、お金の整理・整頓です。自分のお金の状態を知り、資産がいくらあるのか、投資に回せるのはいくらなのかを把握する必要があります。
資産運用をする前に知っておきたいポイント
「お金にも働いてもらう」という格言からもあるように、投資はお金を増やすべく、お金に働いてもらうことですが、資産運用にはリスクが伴うものです。それだけに、資産運用を行うのであれば事前に知っておいた方が良いことがいくつかありますので、それらのポイントをまとめてみました。
投資や資産運用をしていこうと思ったり、株式投資や投資信託・IPOなどの取引をしてみようと思ったりした場合は、証券会社の口座が必要になりますよね
元本保証がされるノーリスク型、またはローリスク型商品には、個人向け国債、地方債、定期預金・仕組み預金、そして運用型の保険商品(貯蓄型保険)などがあります。
元金を減らすことなく資産運用ができるためリスクは低いですが、元本保証商品の利率はそれほど高くはありませんので、すべての資金をここに集中させるのはあまり得策とは言えません。しばらく使うことがないとわかっているお金を長期に預けて守るといった感覚で考えるのがよいでしょう。
日本版ISAでは株式よりも投信が選ばれやすいことを述べたが、なかでもローリスク型の商品が選好されると考えている。イギリスのISAでも、ネットセールス上位にはローリスク型の商品がランクインしている。
低リスク・ローリターンの運用方法は、資産運用であまり冒険はしたくないけれど、貯蓄は増やしていきたいと考える人に適しています。得られるリターンはあまり多くありませんが、コツコツと貯蓄を増やしていけます。
世界的にマーケットの変動率が高まる場合には、先進国よりも新興国の値幅の方が大きくなる傾向があり、ハイリスク・ハイリターンを望む投資家の需要を取り込むことができれば人気が高まる可能性がある。
高パフォーマンスが年をまたいで継続したのは中国(2012~2014年)のみで、この8年間右肩上がりに株価が円建てで上昇した国はなかった。
つまり、人気新興国への株式投資は、国による違いは多少あったものの、一様にハイリスク・ハイリターンであったといえるだろう。
たとえば東京の芝信用金庫の宅配月定期預金「こだわり積金」は、預金者に秋田や新潟などのお米や、長崎ちゃんぽん、岩手の冷麺などがもらえる特典があります。預金金利を考えれば、これはかなりお得な投資と言えるでしょう。
確定拠出年金において元本保証商品(定期預金等)への配分は基本的に不要だと考えています。確定拠出年金は超長期で運用するものです。そのため、長期運用による「メリット」を有効に活用するべきだと思います。
その大きなメリットは「税効果」と「長期運用による複利効果」です。この2つが組み合わさることで確定拠出年金の運用メリットは大きく上昇します。
国債という金融商品の概要を確認しましょう。国債とは、国が発行する債券のことを指します。元本や利子の支払いは国が行い、日本が破綻することが投資におけるリスクになりますので、リスクはかなり低いといえます。
- 1
- 2