タトゥーを入れると病気になる?C型肝炎の原因となることも・・・

今、若い世代の間でC型肝炎になってしまう人が増えているといわれています。
その原因として考えられているのがタトゥーです。

最近ではタトゥーが一般的になってきており、気軽に入れる人も少なくありません。

タトゥーを入れるなら、リスクをきちんと理解しなければいけませんよ。

Byrd86 さん

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若い世代でC型肝炎が増えている!タトゥーとの関係性は?

C型肝炎は怖い病気の一つですよね。

そんな病気が若者の間で感染を広げています。

このC型肝炎はタトゥーを入れることで発症しやすくなるみたいですよ。

C型肝炎は持続感染があり約70%の人が持続感染者と言われています。

5~10年たって肝臓がんや肝硬変を発症する方もいます。
日本国内では約200万人の方が感染しているといわれています。

こちらも感染力が強いため血液製剤やタトゥーの針の使い回しなどで大量感染した例があります。

C型肝炎は、C型肝炎ウィルスに感染した人の血液が体内に入ることで感染します。

ですから、C型肝炎ウィルスの付着した針でタトゥーの施術を受けると、感染する可能性があります。

そして、感染していることに気づかずに妊娠した場合、お母さんの血液をもらって成長するお腹の赤ちゃんまで、C型肝炎ウィルスに感染することになるのです。

タトゥーの人気が出てくると、リーズナブルな価格で施術を行う技師も増えてきます。

そのような技師は怠慢な施術を行うこともあるのです。

針を使いまわしたり、きちんと手を洗わなかったりすると感染症のリスクが高まるでしょう。
安いからといってこのようないい加減な技師に施術してもらう若者も多く、C型肝炎の患者が増えているのです。

先ほどにも少し記載しましたが、B型とC型の両方の肝炎ウイルスは、医療機関以外でのピアスの穴あけや美容整形、タトゥーなどを入れることも感染の原因となります。

よって、20代~30代の人でもウイルスに感染している人が多いのです。
若いから関係ない、ということは決してありません。

タトゥーを入れると病気になりやすくなる理由

C型肝炎はタトゥーによって発症のリスクが高くなるようですね。

上記でも軽く触れていますが、ここではタトゥーを入れると病気になりやすくなる理由も詳しく説明していきます。

敏感肌などのデリケートな肌質を持つ人の中には、タトゥーや刺青の施術によって化膿やケロイドといった肌トラブルを起こす方々も存在します。

またさまざまな成分を含んだ色素や針を使うタトゥー施術は、アレルギー反応を起こしやすいことでも知られていますので、アレルギー体質がある人は注意をすべき存在と言えるでしょう。

タトゥーで使うインクには様々な成分が含まれており、アレルギーや皮膚病といったリスクが高まってしまいます。

タトゥーは、針を使用して皮膚に傷をつけるという過程を経なければなりません。

施術の環境、手技、道具などが不衛生な場合、傷口からの感染が懸念されます。

まず健康上のリスクとして、様々な病気の可能性が挙げられるでしょう。

タトゥーは針の先にインクをつけて皮膚にインクを入れていくため、いわば一時的に”傷”をつけるわけです。

その傷が原因となり感染症を発症したり、インクによってはアレルギー反応を起こすこともあります。

特に大掛かりなデザインのタトゥーのためには痛みに耐えられる自分以上に体力が十分あり、健康な身体のほうが効果的なのです。

ここがピアスと違って、リスクが大きいですし、病気の不安もあるといえます。

タトゥーの施術後の高熱から身体が弱る方もいますので、充分な体力がなければタトゥーを入れることはおすすめできないのです。

タトゥーを入れると皮膚を傷つけてしまい高熱がでます。

高熱によって体力がなくなると免疫力も下がるでしょう。

免疫力が下がるとどうしても病気になりやすくなりますよね。

【タトゥーは消すのが難しい】一回入れたら元に戻せなくなるの?

C型肝炎を発症しやすくなるタトゥーですが、もう一つ困った問題があります。

その問題は、一度タトゥーを入れてしまうと簡単には消せなくなることです。

病気のリスクだけではなく、タトゥーを入れた後の事もしっかりと考えてみましょう。

・タトゥーが目立ってしまう!

タトゥー・刺青を隠したい!
こんな時どうする?

結婚式やパーティー、仕事など、一般的にタトゥーが敬遠されるシチュエーションで上手に隠すにはどうしたらよいのでしょうか?

肩や腕にタトゥーをした場合、服装によっては目立つ恐れがあります。プライベートなら問題ないですが、会社のパーティーのような場では周りに敬遠されるでしょう。
しかも、タトゥーは消そうと思っても簡単に消すことはできません。消すための治療は時間がかかります。

・レーザー治療で除去

大変ですよ。たとえばレーザー治療。

子どもを産んだことのある女性の患者さんは口々に「お産の次に痛い」と言います。

「ゴムではじくぐらい」と説明する医師もいるようですが、私に言わせれば「機関銃で撃たれているような痛み」です。

レーザーに限らず、治療でタトゥーを消すことはできません。タトゥーを傷痕に置き換えるだけです。

最近では美容外科クリニックでタトゥーを消せると話題になっていますが、結局のところ元の綺麗な肌に戻すのはかなり難しいのです。

それに、一回の施術で消えることはなく、複数回治療を繰り返さなくてはなりません。
金銭的にも負担がかかりますしストレスも感じるでしょう。

・剥削で除去

メリットは、刺青の色が一色ではない方、黒や青の取りやすい色ではなく、カラーを含んでいる方、タトゥーが大きいなど長期間の治療が必要な方が一度に除去できることです。
一方、皮膚を削るので、皮膚の炎症が落ち着くまでに時間がかかるため、細菌感染をしないよう注意が必要です。

剥削では文字通り皮膚を削ってタトゥーを除去します。
手っ取り早くタトゥーを消すことができますが傷跡が残りますし、感染症のリスクも高いのがデメリットです。

このように、一度タトゥーを入れてしまうと簡単には除去することができません。
さらに余計な病気の心配をしなければならなくなるのです。

C型肝炎などの感染症を防ぐためにも軽い気持ちでタトゥーは入れない

今では以前に比べて簡単にタトゥーを入れることができるようになってきています。

しかし、タトゥーは一度入れると簡単には消せないので後悔することも多いのです。
もちろんC型肝炎など病気のリスクも高まります。

タトゥーを入れたい人は病気のリスクや除去などについてしっかり考えたうえで決断しなければなりませんよ。

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