クラウドサービスは、従来は利用者が手元のコンピュータで利用していたデータやソフトウェアを、ネットワーク経由で、サービスとして利用者に提供するものです。
利用者側が最低限の環境(パーソナルコンピュータや携帯情報端末などのクライアント、その上で動くWebブラウザ、インターネット接続環境など)を用意することで、どの端末からでも、さまざまなサービスを利用することができます。
クラウドサービスって何?その実態と主な活用事例をご紹介!
最近、よく「クラウドサービス」という言葉を目にすると思います。
しかし、このクラウドサービスって一体どんなサービスなのかご存知ですか?
今回、このクラウドサービスがどんなものなのか詳しくまとめました!
Aplisia17 さん
つまり、従来だと手元のパソコンからしか利用できなかったデータやソフトウェアが、ネット環境さえ整っていればどこでも利用できるようになったということ。
出先でうっかり仕事で使う資料を忘れたという場合も、クラウドサービスを利用すれば安心です。
SaaS(Software as a Service)・・・
ソフトウェアを提供するクラウドサービス
PaaS(Platform as a Service)・・・
開発環境を提供するクラウドサービス
IaaS (Infrastructure as a Service)・・・
サーバー(インフラ)を提供するクラウドサービス
・データをインターネット上に保存することができる
・PC、スマートフォン、タブレットなど端末を選ばずにデータにアクセスできる
・複数の人間が同一データを共有し、更に編集もできる
Google Apps やSalesforceなどがSaaS型サービスの代表例として挙げられるでしょう。
OS、サーバーや記憶装置、ネットワーク機器などのインフラをインターネット経由で提供するものです。
開発者は、開発環境を仮想的にほとんど一から構築できますが、サーバーの選定やOSの各種設定などもやることになるため、カスタマイズ性が高い反面、システムの運用や保守に必要な作業が煩雑になる傾向があります。
IaaSの代表例は、Amazon Web Service(AWS)、Microsoft Azureなどです。
IaaSが基礎となるサーバーを作るシステム、PaaSがソフトウェアの土台となるOSを作るサービス、SaaSが実際にインターネットを介して利用できるサービスです。
それぞれできることや値段が違うので、目的に合わせて使い分けることが大事です。
クラウド上のストレージサービスにバックアップの設定をしておけば、パソコン内のファイルとクラウドストレージ内のファイルを同期できます。
万が一パソコンやハードウェアが故障しても、データの消失を防ぐことができるでしょう。
重たいデータをメールで送ろうとしたら容量オーバーで送れなかった、という経験はきっと誰しもがあると思います。
クラウドを利用したセキュアSAMBAなら、送りたいデータも簡単にメールで送ることが可能です。
GoogleドライブやDropboxのような定番のクラウドサービスでは、社外のクライアントにクラウド上でファイルを共有できるサービスもあります。
ファイルを添付したメールを送る必要が無く、外部とのやり取りも効率的に行える点もメリットと言えるでしょう。
- 1
- 2