晩婚化が社会問題になっている一方で、既婚者の離婚率も増加しています。
結婚するカップルの数は増減していますが、離婚するカップル数は増加の一途をたどっています。
一昔前までは離婚経験者は肩身の狭い思いをする位少数でした。
しかし、今では「バツ1なんだ」と聞いても、「へぇ、そうなの」と特に違和感なく受け止められるようになりました。
熟年離婚後に待ち受ける老後の一人暮らし!どうやって乗り越える?
近年、社会的に大きな問題となっているのが熟年離婚です。
テレビのニュースや新聞などでもよく取り上げられていますよね。
そして、熟年離婚をした場合は一人暮らしを強いられてしまうケースも少なくありません。
老後の一人暮らしには危険が多いので、万が一に備えるために様々な情報を集めてみました。
Pope17 さん
近年、日本社会で長年連れ添った夫婦の離婚が日増しに増えている。
このような現象は「熟年離婚」と呼ばれる。
日本の厚生労働省が発表したデータによると、1980年から現在までに、日本社会の熟年離婚の件数は2倍近くにまで増加しており、大多数の離婚訴訟は定年間際の夫に対し妻側が切り出している。
熟年離婚の一人暮らしで危惧されることは、孤独死です。
近所づきあいもなく、新聞や郵便物が少ない人ほど、倒れても異変に気付いてくれる人がおらず、その結果手遅れになってしまう場合があります。
引っ越すのであれば、近所づきあいはとっておいたほうがよいでしょう。
孤独死しないための必要資金
総務省統計局が発表している「家計調査報告(家計収支編)」を参考に、60歳以上のひとり暮らしの標準生活費を紹介しています。月々15万円を超えるという結果になっていて、基礎年金だけではなくまったく足りないことがわかります。
家の中で、転んで、たつこともできなかったそうです。
この方は、ご主人が家にいたので、大きな声で叫んだらしい。
「助けて助けて、ちょっと来てよ」って・・・
ところがご主人は耳が遠い上、大きな音量でテレビを見ていたとのこと。
なかなか助けにきてくれなかったと、ブツブツおっしゃっていました。
中高年の一人暮らしは、いざと言うときのリスクが高い。
万が一、重い病気にかかったり、要介護状態になったとき、同居する家族や近くに住む家族がいれば助けてもらえるが、そうでないと手遅れになるリスクが高まります
熟年離婚後の一人暮らしには様々な危険があることが分かりましたね。
やむを得ず老後に一人暮らしをする必要がある人は、このようなリスク対策を施さなければなりません。
そして、高齢者の場合は体力がなければ安全に一人暮らしをすることができないので注意しましょう。
「体力を維持すること」。
通勤をしなくなると身体を動かす機会も減る傾向にあるため、無理のない範囲で運動を行いましょう。
体力が維持できると基礎代謝の低下や不意の転倒などを防ぐことができ、病気・怪我の予防につながることもあります。
会社を退職すると、通勤や仕事中よりも動かなくなる人もいるでしょう。
動かなくなれば体力が低下してしまいます。
そのため、地域のウォーキングに出たり、毎朝ラジオ体操を行ったり、ジムにいって体を動かすなど健康増進に努めましょう。
体を動かすと、気持ちもスッキリします。無理のない範囲で行うのがよいでしょう。
グランドゴルフやパークゴルフなども高齢者の人気のスポーツです。
それほど激しい運動でもなく大人数で行うので、交友関係も広がってよいのではないでしょうか。
なるべくなら、一人でするスポーツよりも数人で行うスポーツがお勧めです。
寝たきり予防には、転倒を防ぐことが大切です。
高齢になると、骨や筋力が弱くなり、ちょっとした段差、電気コード、カーペットなどにつまずいて転びやすくなります。
骨も弱っているため、転倒がきっかけで骨折する場合もあります。
転倒防ぐためには、歩くときに使う太ももの筋肉と体のバランスを調節する体幹部を鍛えます。
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