汗自体は無臭ですが、脂質・タンパク質・糖質やアンモニアなどの成分を含んでおり、ややベタベタとしています。
この汗が皮膚表面の常在菌と混ざり合うと、わきが特有の臭いを発します。皮脂と混ざると臭いはさらに強くなり、またエクリン腺から出るサラサラとした汗と一緒に蒸発されると、周りの人にも臭いが届きます。
ワキガは治療で治る!剪除法について抑えておこう
ワキガに悩まされている人は意外と多い傾向にあります。
その理由として、食生活の豊かになってきたことも挙げられています。
ワキガに悩んでいる人にとって朗報です!
ワキガは剪除法という治療で治る可能性が高いのです!
今回は剪除法についてまとめてみました。
わきが体質は遺伝します
わきがが周りの人にうつることはありませんが、遺伝する可能性は高いです。
ご両親など、家族にわきが体質の方がいらっしゃる場合は要注意。アポクリン腺が多いという体質を引き継いでいる可能性があります。
わきがの臭いが強くなる理由としては、下記のような生活習慣が考えられます。
・肉中心の食生活
・疲労、ストレス
・お酒の飲み過ぎ、喫煙
・肥満
・汗をかく習慣がない
このように、ワキガには遺伝や生活習慣、アポクリン腺の関係が強いのです。
ニオイが強くなる理由に当てはまる人はいませんか?
病院での治療も大切ですが、食生活や生活習慣の改善も重要となってきます。
「電気凝固法」は、もともとは永久脱毛法のひとつです。
ワキ毛の一つひとつに細い電極針をさして高周波電流を流し、ワキ毛と同時にアポクリン汗腺や皮脂腺を熱で破壊し、機能させなくします。
30分程度の施術を2~3ヶ月に1度、合計2~6回行うのが一般的です。
「ミラドライ」は、マイクロ波照射の深さや幅を、汗腺の位置に合わせることにより、アポクリン汗腺とエクリン汗腺を焼き切る方法です。
施術には1時間ほどかかります。
肌を切らないため、メスの跡は残りませんが、汗腺だけを狙い撃ちするのは難しく、汗腺以外の部分にダメージがないとはいいきれないようです。
何か所にも打つ麻酔が痛かったり、術後しばらく照射の痛みが続いたり、腫れが出る場合もあるといわれています。
剪除法(皮弁法)とは、ワキの皮膚をしわに沿って4センチほど切開し皮膚をめくり、目視でワキガの原因となるアポクリン腺と皮脂線をすべて切除していく治療方法です。
治療後には皮膚を固定して、切開部が自然に癒着するように圧迫固定を施します。一般的には、臭いを80~90%除去するとされ、発汗量も50%ほど減ると言われています。また、治療回数も一度なので、治療後の抜糸や定期検診以外に何度も通院するといった手間がないことも特徴
ワキガを治すためには信頼できる病院を選びましょう。信頼できる病院は、信頼できる医師が診察や治療を行ってくれます。診察では根拠をもって的確な診断を下してくれますし、こちらの疑問点や不安に思う内容も解消してくれます。そんな医師がいるクリニックは、経験が長かったり実績も多く、培った知見も豊富でしょう。きっと自分の症状を正しく診断してくれますよ。
アフターケアに関することもしっかり確認しておきたいポイントです。施術が終わったらそれで終わりではなく、何らかのトラブルや不満、不安があった際に対応してくれたのか等もよく確認しておきましょう。治療方法には、ダウンタイムの伴う切開を要するものもあるので、術後のケアでどこまで対応してもらえるのかも気になるところですよね。聞いてみると丁寧に教えてもらえるはずですよ。
患者様へ満足いただける治療を提供できるよう、新宿マリアクリニックではカウンセリングを重視しています。患者様の症状やお考えをきちんと把握し理解を深めることで、より良い治療が提供できると考えております。
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