髪の主成分は「ケラチン」と呼ばれるタンパク質です。ケラチンを構成するアミノ酸の多くは、体内で生成されない必須アミノ酸ですから、食事などで取り入れるしかありません。

先ほどあげた、髪に必要な「アミノ酸」は胃で分解されながら血液に送り込まれます。髪まで届けるためにはビタミンCが大切な役割をしてくれます。コレステロールが気になる方にもぜひ摂っていただきたいビタミンCは、赤・黄ピーマンやアセロラ、レモンなどに多く含まれます。

細胞の代謝活動を促進する働きがあるため、十分な量が頭皮に供給されていれば毛母細胞の分裂活動も活発に行われるようになります。また、頭皮の皮脂分泌量のコントロールも行うため、乾燥や衝撃から頭部を守れるだけの皮脂分泌を助ける働きがあります。

ヒオチンは爪や髪の原料となる成分。

ビオチンが不足してしまうと爪が薄く割れやすくなったり、髪が十分な太さや成長が出来ないというデメリットが起きます。

脂溶性ビタミンのひとつ。体の酸化を抑制する「抗酸化作用」があり、生活習慣病などの予防に有用とされています。育毛の妨げにつながる血行不良の予防にも役立ちます。

髪はタンパク質からできていているのになぜ亜鉛？と思って栄養学の本を調べたことがあります。（薄い人がやたらと牡蠣を勧められていたのが気になって・・・）良質のたんぱく質とともに亜鉛を「適量」摂取すると、タンパク質を合成する酵素の働きを助けるとのこと。