ZEHって何?おすすめのハウスメーカーを一挙ご紹介!

これから住宅を購入予定の方は、ZEHという言葉を聞いたことがあるでしょうか?ZEHは今注目の住宅の種類なのです。とくに省エネに興味がある方におすすめの住宅です。どんな特徴があるのか解説していきます。

FC2USER591226DPM さん

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ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。

自宅で消費するエネルギー量より自宅で創るエネルギー量が多い= ZEHゼッチ(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の暮らしに注目が集まっています。
政府は2020年までに標準的な新築住宅での実現を推進しています。

政府が推奨する新たな住宅として、ZEHは注目されています。
まだ一般的な住宅ではありませんが、これから住宅を建てる人にとっては、選択肢のひとつとなるでしょう。

ZEHの1つ目のポイントは、高断熱住宅だということです。

断熱性能を上げて、エネルギーロスが最小限な住宅を建てましょう。(夏は涼しく、冬は暖かい住宅)

住宅が長期に利用されるという観点から、その省エネ性を将来にわたっても担保するために、特に外皮の断熱性能については新築時に相応に強化しておくべきである。設備機器は寿命や故障の場合に交換できるが、断熱材やサッシは容易に交換できないからである。

高断熱住宅にすると初期コストはかかりますが、住んでいるときの省エネルギーが少なくなり、結果的に環境にも人にも優しい住宅になる可能性があります。

家庭で使用する電気量を減らすため、省エネ器具を使用します。

例えばHEMSが挙げられます。家電製品、給湯器、冷暖房機器、照明器具などをネットワーク化し、モニターでそれぞれの電気消費量を「見える化」したり、自動制御のプログラムを組み込んで、エアコンの温度調節を自動的に行ったり、誰もいない部屋の照明を自動的に消すなどで、個別の器具の電気消費の最適化を実現するシステムです。

「ゼロエネルギー住宅」といいましたが、人間が生活している以上、住宅で消費するエネルギーが完全にゼロになるということはちょっと想像がつきませんよね。
ここでいう「ゼロ」とは、「完全にゼロ」ということではなく、「正味ゼロ」つまり「プラスマイナスゼロ」という意味です。

家庭で消費するエネルギー量をできるだけ消費することができます。
省エネ設備に興味がある方にとっても、ZEHはメリットがあるでしょう。

家庭で消費するエネルギーは、家庭でつくるのがZEHの特徴です。

「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」とは、1年間の消費エネルギーより太陽光発電システムなどによって住宅でつくるエネルギーのほうが多い、または差がゼロになる住宅のこと。消費エネルギーが少ないので光熱費が削減できる上に、補助金や税制優遇制度を活用できるチャンスもあります。

確かに1年を通して考えると、必要な電力は太陽光発電でまかなえる計算ですが、実際には発電できない時間帯は電力会社から電気を供給してもらう必要があります。

逆に昼間、たっぷり発電できる時は、余った電気を電力会社に買い取ってもらう訳です。

ZEHは、その収支がプラスマイナスゼロになると言うだけのことです。

さらに蓄電池を導入して、発電した電気をためておく方法もあります。
完全な自給自足は難しいかもしれませんが、プラスマイナスゼロにすることは夢ではありません。

ZEHに強いおすすめのハウスメーカー

大阪に本社をおくハウスメーカーです。

積水ハウスは2014年度の請負住宅の59%でZEHを達成。
また、ZEH市場シェアの48%が積水ハウスの物件だと言われています。

日本の豊かな四季を楽しみ、光や風、緑など自然と共生する暮らし…
積水ハウスのご提案する「グリーンファースト ゼロ」は、そんな心地よい暮らしをベースに、使うエネルギーを極力少なくする「省エネ」と、家で使うエネルギーは自前でつくる「創エネ」をプラス。

60年以上暮らすことができる家を目指している、ハウスメーカーです。

「太陽光発電システム搭載住宅の電力収支実態調査 2014」では、2014年のZEH達成の家は、積水化学工業株式会社(セキスイハイム)の新築住宅のうちの66%と発表。

屋根の形ひとつをとっても、より発電量の多い形式を研究し、セキスイハイムが得意とする「フラットルーフ」という屋根形状を推し進めています。フラットルーフでは、屋根全体にソーラーパネルを敷き詰めることができるため、方位に関係なく安定した発電ができるそうです。また、10kW前後の大容量ソーラーパネルを展開していることも特徴です。

大阪に本社をおく、パナソニックグループのハウスメーカーです。

パナホームのZEH普及目標はかなり高い数値で設定されており、2020年までに50%の目標とされているところ、最初の2年間で50%近くを達成する予定。また、2020年には、なんと80%という目標を立てており、ZEH導入住宅に対する意気込みが見えてきます。

パナホームのZEHでは、太陽光発電システムと蓄電ユニットをあわせて提供しています。太陽電池モジュールには、業界トップクラスの発電量を誇るパナソニック製の太陽電池モジュールを使用。また蓄電ユニットには、リチウムイオン蓄電池が使われています。

静岡に本社をおき、全国展開しているハウスメーカーです。

第1回ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック「夢の家」大賞受賞、第1回ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー「i-cube」大賞受賞に続き、本制度で大賞を3度受賞したのは業界初となります。今回の受賞により、一条工務店は省エネの分野で7冠を達成。さらに創エネにおいても4冠達成しており、その卓越した性能が高く評価されています。

HEMSや高性能エアコンの設置はオプションで必要となりますが、標準仕様でほぼZEHの規準を満たした仕様となっています。

ZEH基準をはるかに超える「超ZEH」と宣伝しているくらいです。

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