体に摂り入れたタンパク質を筋肉や骨、臓器そして髪の毛の組織に変えるために不可欠な栄養素が亜鉛なのです。

つまり、いくらタンパク質を摂取しても、それを髪の毛を作る組織に変えてくれる亜鉛がなければ、体は髪の毛を作り出すことはできないのです。
現在、日本人は亜鉛が不足していると言われています。

私たちの髪の毛はどんな成分で構成されているかご存知ですか？　その答えは「タンパク質」です。より詳しく説明すると、18種類のアミノ酸が結合したタンパク質である「ケラチン」という物質によって構成されています。アミノ酸が不足すると、このケラチンが十分に生成されなくなるため、ハリやコシのない細い髪の毛を作ってしまったり、薄毛や抜け毛の原因になってしまう可能性があるのです。

頭皮や毛根周囲の炎症は脱毛を促進します。特に円形脱毛症は、毛根周囲に炎症が起こることで脱毛すると考えられており、その治療には炎症を抑える薬が使用されています。
ノコギリヤシが炎症を抑える効果についてはいくつかの国で研究が行われ、報告されています。

マカには、血行促進効果と、ホルモンバランスの調整作用が期待されています。血流がスムーズになる事で、頭皮や毛根にもマカに含まれる豊富な栄養素が運ばれやすくなり、その結果元気で太い髪の毛を作り出しやすくなるそうです。また、AGAやFAGAといったホルモンの乱れが要因とされる薄毛の改善にも適しているため、抜け毛防止効果が期待されています。

センブリは「千振」という漢字で表され、リンドウ科の植物になります。千回煎じても苦みが消えないほど強い苦みを含むことからその名前がついたようです。

良薬は口に苦しを代表する薬でもあり、主にお腹の不調（下痢や食欲不振、腹痛）に効く民間薬として知られています。

その他には、じんましんや月経を和らげる薬でもあり、また血行を促進する効果などもあります。

そんなセンブリですが、育毛作用として注目されたのはセンブリエキスに含まれる様々な成分が、頭皮の血行促進や抗酸化作用の効果を発揮することからきています。