女性のAGA?女の人が受けられる薄毛治療とは

抜け毛、薄毛に代表される髪の悩みは男性特有なのかと思いきや、女性もかなりの方がお悩みのようです。女性の場合、原因の特定が難しく、普段の生活習慣などからトラブルになりやすいので、治療の際はしっかりとしたヒアリングが重要になってきます。

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AGAとは男性型脱毛症の略で、主に男性ホルモンによって起こる脱毛症状のことを指します。

AGA(エージーエー)とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味です。
成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことです。思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなっていきます。一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。抜け毛が進行し、うす毛が目立つようになります。

男性(※特に若い方)に多く見られることが多い脱毛タイプで、男性ホルモン(テストステロン)が大きく関係していると言われています。その他にも、加齢・ストレス・食事・生活習慣なども関わっているとされています。

最近はCMなどの影響もあり、よく聞くようになったワードになりましたよね。「男性がなるもの」というイメージが強いのでないでしょうか。

女性のAGAもあるの?

出産やストレス、過度のダイエットによるやホルモンバランスの乱れによって女性でも薄毛になります。
しかし、男性のような抜け毛ではなく、女性の場合は全体的に髪が細くなるなど、症状に違いがあります。

ハゲ、薄毛、脱毛、といえば、男性のイメージがありますが、 女性がAGAになることは珍しくありません。

その数は意外と多く、10人に1人が薄毛に悩んでいるとも言われます。女性の場合はAGAではなくFAGA(女性男性性脱毛症)と言われ言葉は似ていますが、薄毛に至るメカニズムや症状が異なるため明確に区別されます。FAGAの場合は女性ホルモンの減少などが影響していると考えられ、男性が局所的に薄くなってから進行するのに対して、女性の場合は全体的に髪が細く薄くなります。

女性の薄毛タイプも原因別で分かれています。

・瀰漫(びまん)性脱毛症

女性に一番多く見られる脱毛症であり頭髪全体が薄くなるのが特徴です。髪の毛の分け目や頭頂部にかけて透けて見えてしまったり、髪の毛のボリュームが極端に少なくなってしまうといった症状が見受けられます

・分娩(ぶんべん)後脱毛症

「産後脱毛症」とは、出産直後から産後2カ月くらいの時期に、髪が細くなり大量に抜け落ちてしまう脱毛症のことです。産後脱毛症は産後の女性に多く見られる症状であり、分娩(ぶんべん)後脱毛症や産後脱毛症とも呼ばれる珍しい症状ではありません。

・脂漏性(しろうせい)脱毛症、粃糠性(ひとうせい)脱毛症

脂漏性脱毛症は、皮脂が分泌過剰となり、そこに常在菌が増殖することで、頭皮に炎症が起こる脱毛症の一種です。

・円形脱毛症

「円形脱毛症」とは、円形や楕円形の脱毛斑が突然生じる疾患です。一般的には10円玉くらいの脱毛と思われていますが、頭部全体に広がるものや、眉毛やまつ毛、体毛などに及ぶ重度のものまで、その症状はさまざまです。

・牽引性脱毛

ポニーテールやエクステなど、日常的に髪の毛を強く引っ張ることの多い女性が発症しやすい牽引性脱毛症。男性はほとんど発症することがなく、患者の多くは女性といわれています。中には、いつまでも脱毛跡が改善せずに悩む人も多いようです。

治療法は男女で異なる

男性のAGAの場合は、主に原因となる男性ホルモンに対し対処する場合が主流ですが、女性の場合は、男性用の薬の使用ができません。
専用に処方される薬で共通のものもなくはないですが、やはり女性専用の治療薬が中心になります。

FAGAの主な原因は女性ホルモンの減少なので、改善にはホルモンバランスを整えることがもっとも大切です。ホルモンバランスを乱す大きな要因は、心身へのストレスです。まずは、自分の生活に心身に負担を与える要素がないか見直しましょう。

FAGA はAGAとは違い、比較的治療しやすく、ストレスをためず、栄養バランスのよい食事を続けるなど、生活習慣を是正することで改善の方向に向かっていくのが特徴です。
個々に差があり、なかなか改善が見られないケースも当然あります。その場合には、育毛剤の使用や育毛用サプリメントを摂取するなど、育毛に効果的な製品を使用することで改善を図っていきます。

女性の治療の場合はストレス、生活習慣が原因のことも多く、見直しをすることが重要です。

1番は、急激なダイエットのせいで、髪の毛に必要な栄養素が絶たれた場合に起こるもので、産後に太った体型を元に戻そうと行なうダイエットでも起こりえます。

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