ニキビが跡に残ってしまったら…原因と正しいケアの方法とは

一度できてしまうと消すのが難しいニキビ跡。症状別の原因や予防法、クレーターなどの重傷なニキビ跡の治療に適したおすすめのクリニックなどをまとめました。

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ニキビ跡ができる原因

ニキビ跡とは、ニキビの炎症や傷によってできる瘢痕(はんこん)のことをいいます。ニキビによって肌が繰り返しダメージを受けると、炎症や傷の部分に色素沈着が起こり、シミのようなものができてしまいます。これが、ニキビ跡です。また、重度のニキビの場合には、炎症や傷によって肌が凸凹になってしまうこともあり、これもニキビ跡の一種とされています。

ニキビ跡にも種類があり、それぞれ見た目や出来てしまう原因が違います。
重症化したケロイド状のものもありあますが、ここでは代表的な3つのニキビ跡の症状について紹介します。

①赤みタイプ

ニキビが炎症を起こした際に、毛穴の周りでうっ血が起こることで赤く見えることがありますが、ニキビが治った後でもうっ血が消えず、赤いまま残ってしまった状態がこのタイプです。ニキビとの見分けが難しいかもしれませんが、ふくらみと痛みがないのに日数が経っても赤みが消えないならニキビ跡と判断できるでしょう。

②色素沈着タイプ

ニキビ跡の種類の中でも意外と知られていないのが黒ずんだり茶色くなったりした状態です。
非常に小さい場合はほくろになったと勘違いする方もいるのですが、これはメラニン色素が沈着した状態で分かりやすく言うとシミのようなものです。

③クレータータイプ

ニキビができて炎症が起きると、お肌は少なからずダメージを受けます。
ニキビがひどいほどそのダメージが大きいですが、特に膿を持ったニキビにまで悪化してしまうと、膿で毛穴が押し広げられやすくなるので、お肌の奥の真皮層にもダメージが及びやすくなります。
この真皮層にまでダメージが及んでしまうと、組織が破壊されてクレーター状のニキビ跡が残ってしまいます。

ニキビ跡を予防するには

ニキビ跡は一度できてしまうとなかなか消えないやっかいなもの。
ニキビができたときのケアの仕方や生活習慣で、ニキビ跡ができないように予防しておくことが大切です。

・ニキビにさわらない。
・ニキビを強くこすったり、必要以上にメイクを重ねない。
これは基本的な事ですが、本当に重要な事で
ニキビをさわったりつぶしたりするとニキビは悪化するばかりか
深く傷跡になり、クレーター状のニキビ跡が消えずに残ってしまいます。

ニキビがある状態でニキビ跡を治そうとすれば、ニキビ跡を治すためのケアによってニキビが悪化してしまうことがあります。また、ニキビ跡を治している間にニキビの炎症が進行してしまうこともあり、そうなれば、せっかくニキビ跡が消えたとしても、また新しいニキビ跡ができてしまいます。

こういった理由から、肌にニキビとニキビ跡の両方がある場合には、ニキビ跡よりもニキビを優先して治すようにしてください。

ニキビ跡の予防で大切なことは、生活習慣を見直し、体の内面からニキビ跡を予防していくことです。
これは、規則正しい生活習慣がおくれていれば、ニキビ跡の原因となるニキビを予防することができます。
また、ニキビができてしまったとしても、悪化するリスクを下げ、早く治りやすい体質を保つことができるからです。

ニキビ跡予防のためには、生活習慣を見直すことが大事です。
充分な睡眠時間を取ったり、栄養バランスのいい食事を心掛けたりするのはもちろんのこと、ストレスをためないことも重要なポイントです。

それでもできてしまったら

気を付けていてもニキビ跡ができてしまうこともありますよね。
そんな時、軽度であれば自宅でのセルフケアでニキビ跡を治すこともできるようです。
クレーター状など症状が悪化している場合には、病院でしっかり治療してもらう必要があります。

①赤みタイプ

赤みが残るタイプのニキビ跡は、セルフケアでも薄くすることができます。ニキビ跡の赤みを薄くするのに最も効果を発揮するのは、ビタミンC配合の化粧水と美容液を使ってスキンケアを続けることです。ビタミンCには皮脂を抑える効果やニキビの炎症を抑える効果があります。 特に、お肌への浸透が高いビタミンC誘導体(リン酸やAPPS)を配合した化粧水と美容液は最も効果的です。

②色素沈着タイプ

美白化粧品とは、美白成分の配合された基礎化粧品のこと。色素沈着を軽減するには、毎日使う化粧水や乳液に美白成分が配合されたものを選ぶようにすることが大切です。また、気になる部分には、より濃厚な美白成分の入った美容液やクリームをポイント使いするのも効果的です。

③クレータータイプ

一度出来てしまったクレーター跡のセルフケアでの再生は、残念ながら非常に難しいと言われています。
肌の再生を行なっている真皮層の細胞がダメージを受けてしまっているため、自力での再生が難しいのです。
そこで一般的なクレーター跡の治療方法は皮膚科のレーザー治療。
レーザーを当てる事で細胞に栄養を直接与える事で、再生を目指します。

ニキビ跡のクレーター治療法は、レーザー治療、ピーリング、FGF治療などがあり、それぞれの治療法の中でも、肌の状態に合わせていくつか種類が分かれています。
どのように分かれているのかというと、機械の種類、薬の種類や濃度などです。そんなことからも、費用の目安が断言できないとろもあります。

ニキビ跡が治療できる病院

クレーターなどの悪化したニキビ跡の治療は、皮膚科や美容クリニックで治療するのが適しています。
ニキビ跡の治療ができるおすすめのクリニックを紹介します。

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