POP(ピーオーピーまたはポップ)広告といって、英語の「Point of purchase advertising」の頭文字を取った略語で、日本では購買時点の広告と訳されています。
従って、POP広告はお店のものであると同時に、お客様の為のものでもあるのです。
店舗には欠かせない販促POPの知られざる世界
POPという言葉を聞いたことはあっても、何かは知らない人も少なくないでしょう。
実は、このPOPには様々な種類のものがあるのです。さらに、POPデザインの資格というものも存在しています。
気になる人は、知られざる販促POPの世界に足を踏み入れてみましょう。ここでは、POPの効果についても知ることができますよ。
Ek8Qzvj3 さん
ポップの形に特に定義はありませんが、商品名、価格、キャッチコピー、説明文、イラストなどを入れ込んで作ります。
手描きが一般的ですね。ドンキホーテのポップは非常に有名です。
コンビニの場合、フランチャイズ本部から支給されるものと各店舗ごとに独自に作成したものとがあります。
アルバイトで絵のうまいスタッフがいればPOPの作成をまかせることもあります。
スイングpopは素材の種類もいくつか存在しますが、もっともポピュラーなのはコートカード紙を利用したものでしょう。
コートカード紙は紙ですが強度もありますし、その気になれば自分で加工することもできます。
イラストを半立体にして訴求性を出しました。
切り込みを入れるだけで立体風に表現でき、複雑な作業がないため、カンタンにお試しいただけます。
POPには大きく「アウトショップ」「インショップ」「商品まわり」「店内装飾」に分類することができます。
アウトショップ用のPOP広告は、お店の前を通りかかった人を店内に誘導するためのものです。
販促POPの種類はとても多いことが分かりましたね。
そのため、種類によって様々なデザインが存在しています。
POPデザインには資格もあるほどなのです。
どのような資格なのか、チェックしてみましょう。
POP広告クリエイターは、商品の特徴や価格などをわかりやすく説明し、消費者の購買意欲を刺激するような広告を作成し、レタリングの技術、レイアウトのセンスはもちろん、消費者層や商品コンセプトなどをきちんと理解し、販売促進につなげていくマーケティング能力も必要とされる仕事です。
本講座は日本デザインプランナー協会(JDP)主催の「POPデザイナー」、日本インストラクター協会主催の「POPライターインストラクター」、両資格の取得を目標にする方に対応した講座です。
店頭POPは、店鋪の特徴やおすすめ商品や新商品についてアピールするケースが多いでしょう。
キャンペーン情報を掲示するなど、新規顧客の獲得に貢献する販促ツールともなります。
実際に消費者に手に取ってもらうための方法を検討し、販促用品を導入しなければいけません。
そうした売場での改善をトータルで行って初めて、狙った売上が期待できる
かわいい手書きPOPはお店、さらにはそのお店で働く人の好感度をアップさせます。
POPを見る機会は非常に多いでしょう。しかし、意識してチェックしている人はあまりいません。
少し調べてみると、その種類の多さや効果に驚いてしまうことでしょう。
専門の資格まであり、POPはあまり知られていない、ディープな魅力に溢れています。
そして、POP一つで商品の売り上げや評判なども変わってきます。
そのため販促POPは、小売業界においてなくてはならないものなのです。
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