茶色いニキビ跡ができる大きな原因はメラニン色素の沈着。
メラニン色素は紫外線などの体に害のあるものが体内に入り込んでくると、体を守るために排出される色素です。

本来であれば、28日周期で訪れる肌のターンオーバーでメラニン色素は自然と体の外へ排出されますが、ターンオーバーが乱れているとどんどんと蓄積され、皮膚表面に茶色いシミとなってあらわれるのです。

一度色素沈着してしまうと、自然と改善されることはほとんどないのであらかじめターンオーバーを整えておくことがとても大切なんですよ。

良質な睡眠、食事のバランスなどを心がけてターンオーバーを整えていきましょう。

茶色いく色素沈着してしまったニキビ跡を改善するには、美白をして色素沈着を薄くしていくのが解決への道のりです。
美白を促す食べ物を積極的に摂取するようにしてくださいね。。

茶色いニキビ跡には美白と同時に炎症を抑える必要もあるので、ビタミンC、ビタミンE、リコピン、β-カロチン、L-システイン、アスタキサンチン、エラグ酸、鉄分などを積極的に捕るようにしましょう。
特に、ビタミン系はお互いがお互いの効力を高める物が多いのでマルチで摂取するのがオススメ。
食事に取り入れるのが難しい場合はサプリメントで取り入れましょう。

茶色いニキビ跡はクリニックや皮膚科で治療することが出来ます。
ケミカルピーリングで肌の新陳代謝を促してニキビ青の改善をはかったり、光治療やレーザー治療を行ったりします。
同じニキビ跡でも炎症の激しさや範囲で適切な処置方法が違うので、ドクターとよく相談してから治療方法を決めましょう。
治療は保険適用外なところがほとんどです。
心配な場合は、電話やHPで問い合わせてみてくださいね。

嗜好品であるお酒やタバコはニキビ跡を悪化させる原因でもあります。
お酒は適量なら良いのですが、飲み過ぎると “体にとって有害な物”になってしまうのでターンオーバーを乱す原因となります。

タバコは、タバコに含まれているタールが人体にとって悪影響だということが分かっています。
それに加えてタバコの煙も人体に有害なので百害あって一利なしとはまさにタバコのこと。

また、タバコにはビタミンを破壊してしまうという特性があるので、美白対策でビタミンEやビタミンCを摂取しても、摂取した先から破壊されてしまいます。
摂取しない場合も、体内でつくられるビタミンはすごい勢いで破壊されていくので、喫煙者は肌がくすんでしまい、色素沈着のニキビ跡は改善できないというわけです。

乾燥はニキビ跡が悪化する最大の原因です。
ニキビができやすい人はオイリー肌の人に多い傾向なので「乾燥はしないし、化粧水をすると余計にテカテカしてしまう気がして嫌なの」という人がいますが、これは大きな間違い。
ニキビ跡がある＝乾燥していると考えてしまっても良いです。
ニキビはオイリー肌の人にできやすく、ニキビ跡は乾燥肌の人にできやすいと考えましょう。
オイリー肌だと思っていても、季節によって乾燥肌になる方もいます。

ニキビ跡があるときは特に、保水と保湿を心がけましょう。
化粧水は高保湿なものを選び、ニキビ跡の根元にある炎症部分まで届くようにしてくださいね。
この時使用する化粧水は炎症を抑える効果と美白効果の成分が入っているものが良いでしょう。
天然由来成分ではアロエエキス、スクワラン、コメヌカエキス、ビタミンC、コラーゲンなどが配合されているものが良いでしょう。

茶色く色素沈着したニキビ跡を改善するには『炎症を抑える効果』と『美白に作用する効果』が必要です。
同じニキビ跡でも、ほかの種類のニキビ跡とは対処の仕方が違うので覚えておいてくださいね。