財産分与って何?離婚の時に考えないと行けないこれは何だろう?

離婚なんて結婚したときにはきっと考えていなかったことでしょう。憧れの結婚生活がうまくいかないなんて最初は思うはずもありません。しかし夫婦間の何らかのトラブルによって軋轢が生じ、共に結婚生活が歩めない、ということだってあり得るのです。
そしていざ離婚となった時には、慰謝料や子どもの親権と言ったことだけではなく、現在夫婦で保有している財産をどうするかという問題もあります。

オサコ☆ さん

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離婚前に考えておかねばならないこと

結婚前には結婚式をどうするかとか、家をどうするかとか、そういうことを考えたりもするわけですけれども、同様に離婚する時も色々と考えなければならないことがあります。どちらか一方のせいで離婚するような事になった場合には、慰謝料の支払いが発生する場合もあります。

お金や子どもの問題で頭がいっぱいに…なんてこともあり得るのです。

慰謝料だけではなく子どもがいる場合には、父と母のどちらが育てるかといった親権に関わることや、その子どもを育てるのに必要となるお金である養育費をどうするかという問題もあります。そしてそれだけではなく、忘れてはいけないのが財産分与です。夫婦で家を持っていたりすれば離婚して、その一方だけが共同の財産だったものを独占するというのは不公平な話になってしまいます。そのため、「財産分与」ということをすることによって、財産のもつ価値を分割してもらえることになります。

慰謝料や親権といった問題は比較的ニュースなどでも目にする事なども多くあります。そのため財産分与というものはちょっと影が薄いものと考えてしまう方も多いかもしれません。しかし、自宅を購入している場合などは非常に高額な資産ということになってしまいます。こうした財産が、不公平な状態のまま受け取れないとなると非常に問題があります。

財産分与は無条件で財産の価値が二分割されるというわけではなく、財産分与で重要となるのは、その家庭を維持するのに夫婦それぞれの貢献度が重要視されます。貢献度が高い方が財産分与でも割合を多くもらえる事になるわけです。

財産分与とは、夫婦が婚姻生活を送る間に協力して形成した財産(共有財産)を、夫婦それぞれの貢献度(寄与度)に応じて、配分することをいいます。
分与の割合としては、原則として半分ずつとなります。但し、特別な事情がある場合には、夫婦の一方の取得する割合が半分よりも多くなることがあります。
具体的には、財産分与に慰謝料的な意味や、離婚後の扶養料としての意味合いがある場合、また、共有財産を形成する際に、夫婦のどちらかの貢献度が特に高いと認められる場合などです。

離婚はやはり大変

離婚には費用的な面も含めてかなりの負担がのしかかることになります。離婚時のストレスとは結婚時のそれとは比べ物にならないほど大きくなってしまいます。心理的な負担が大きいために気分が優れなくなったり、いつもは難なくできるようなことも非常に億劫になってしまったりということもありえます。

多くの人は離婚をそう何度も経験するものではありません。そのため中々細かいことまで気が回らなかったりすることになります。そして心理的な負担の大きさは場合によっても異なりまりが非常に強く不安を感じてしまうことだってあり得るのです。

できるだけ早い段階で弁護士に相談を

離婚で困った場合にはできるだけ早いうちに弁護士に相談するなどしましょう。弁護士に相談することによってより良い解決策を早期に見つけることができるはずです。

離婚問題というものは中々ふだん仲良い人などには相談しづらいという問題があります。だからこそ一人で抱え込んでしまいがちな事でもあります。一人で重荷を背負い込んでしまうと、知らず知らずのうちにストレスに苛まれてしまうという問題もあります。精神的なストレスで日常生活や仕事にも影響が出てしまう可能性もありますので、誰かに相談ができる耐性を整えておくというのは重要な事なのです。

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