会社の破産!?それって一体どういうこと!?

個人が破産する…というのは想像がつきますが「会社が破産する」とはどういう状態なのでしょうか。最近大きな会社の破産などがニュースになることもありますが、その実態について調べてみましょう。

オサコ☆ さん

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そもそも破産とは何か

そもそも破産というのは、どういうものなのでしょうか。会社は運営に必要な資金を借りたりするほか、仕入れなどの代金を支払ったりしています。こうした借金の返済や代金の支払いが滞ってしまった時、その負債を無かったことにできるというのが「破産」なのです。

時に話題となる会社の破産

個人の破産はその負債となる金額が数百万円、または数千万円といった単位です。しかし会社の破産となるとその金額は非常に大きくなってしまいます。その金額は数億円や数十億円に及ぶことがあります。

最近は大きな会社の経営不振などもあり、大手企業であったとしても安泰というわけではなくなってきました。

経済の概念としては基本的に成長し続けるというのがポイントにあります。しかし先進国の国々の中でも日本の経済力は低下していると言われています。そのため、過去には大きな利益を上げていた企業も最近ではその利益力が低下してきていると言われているのです。

会社が自己破産手続きをとれば、会社の債務は全て免除されます。
破産手続開始決定(昔は「破産宣告」と言いました)の時点で会社にある資産を全て換価処分し、その金銭で債権者の債権を返済した残りの債務は法的に免除されるということです。
例えば、大雑把な例ですと、自己破産の申立をして1週間以内に破産手続開始決定が裁判所から出され、その時点で会社の現金・預貯金・売掛債権・自動車・不動産などの総資産が1,000万円で、債務(借金・負債)が8,000万円であるような場合、1,000万円が債務返済に充てられ、残った債務7,000万円は法的に免除されるということです。

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