すそわきがは、なんと女性の陰部から発生するニオイの事。陰部からのニオイは「外陰部臭症」といわれ、通称「すそわきが」と呼ばれています。自分ではなかなか気づく事ができないという点で、ワキガと似ていると言えます。
基本的には「わきが」と同じで、外陰部にあるアポクリン汗腺から出る汗がニオイの原因です。
すそわきがのにおいの原因もワキガと同じなのですね。どうしても蒸れやすい、汗をかきやすい場所だという点もワキと似ていてやっかいです。
もしかしてすそわきが?病院に行く前にできる対策方法3つ
「陰部のワキガ」であるスソワキガ。すそわきがは、成長期になることが多く、将来的に「あそこが臭う」という大きな悩みへと発展します。洗っても消えないデリケートゾーンのニオイは、もしかしたらスソワキガかもしれません。
陰部(デリケートゾーン)の臭いはデリケートな問題です。
まずはセルフチェックで確認してみましょう。
わきが体質である
耳垢が湿っている
下着に黄色い色がつく
他人に指摘されたことがある
下着が湿っている事が多い
人によってはわきが体質があったとしても陰部のアポクリン腺が活発ではない場合もあり臭いが気にならない方もいます。
食生活も臭いに関係します。
動物性タンパク質を多く食べると、体臭が強くなることが多いです。
欧米人にワキガ体質の人が多いのは食事内容が原因となっているとも考えられています。
食生活の欧米化により日本人にもワキガ体質の人が増えたと言われています。
ワキガ体質の人で肉類や卵、乳製品などの動物性タンパク質をよく摂取する人は注意が必要です。
なるべく、魚や野菜をメインとした食生活を意識してください。
ニンニクや唐辛子などの香辛料、酒類なども発汗を促進するため臭いの要因になることがあります。
これらの食品・飲料の摂取をコントロールすることで臭いを抑制することが期待できます。
デリケートゾーンはムレやすくカビや菌が繁殖しやすい場所です。
デリケートゾーンの気になる臭いは、この常在菌が汗を分解する過程で発生します。
つまり、この常在菌を減らし清潔に保つことでにおいを軽減することができるのです。
常在菌を減らす抗真菌成分の含まれ刺激の少ない石鹸でのケアをオススメしております。
いの主な原因は雑菌です。女性のデリケートゾーンは雑菌が増えやすく、下着に付着している尿や汗、おりもの、生理中の経血などをエサにして雑菌は繁殖し、臭いの元になります。
臭いを抑えるポイントは、雑菌の栄養となる分泌物をできるだけ取り除き、デリケートゾーンがむれないように気をつけること。下着やおりものシート、生理用のナプキンはこまめに交換し、コットンの下着やスカートなど、体を締めつけず通気性の良い衣服を身につけましょう。
あそこの臭いが気になるからという理由から、あそこを必要以上に洗いすぎてしまう人が多くいます。
しかしこれは間違ったケア方法になり、洗いすぎることで膣内部の自浄作用が乱れてしまい臭いの悪化や痒み、かぶれなどを招きます。
ボトックス(ボツリヌストキシン)
注射により陰部からの発汗を抑える治療です。一週間ほどで効果を感じます。効果の持続は3~6ヶ月程度です。
長所:手軽にできる
短所:繰り返しの治療が必要。ワキガの程度によっては効果を実感できない方もいる
シェービング法
小さな穴(1cm程度)から、臭い・汗の原因である汗腺(アポクリン汗腺:ニオイの原因とエクリン汗腺:汗の原因)を取り除く、ダウンタイムが最短で安全な方法です。 ニオイ除去率60%。
抜糸の必要がないオプションも別途相談(+1万円)。
傷跡最小クラスでも、消臭効果をアップした手軽な施術です。 軽度のすそわきがの方、手術をためらっていた方へもお勧めします。
長所:軽度のスソワキガの方であれば経済的に治療できる
短所:圧迫が必要
ベイザー(VASER)
シワにそって約1cmの穴を開け、ニオイの原因であるアポクリン汗腺に、ベイザー波を直接照射します。ベイザー波はアポクリン腺を強烈に焼きどろどろに溶かします。その溶けたアポクリン汗腺を根こそぎベイザー吸引管で体外へ吸い出します。ニオイ除去率80%以上。
長所:大きく切開することなく根本的な治療が可能
短所:圧迫が必要
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