テクニカル分析って何だろう?<知っておきたいFX用語2>

FXを行う中で重要となるテクニカル分析とファンダメンタル分析。
前回ファンダメンタル分析に関して学びましたね。
今回はもう一つの分析、テクニカル分析を学んでいきたいと思います。

prince kakashi さん

9 PV

テクニカル分析はFXで勝つために必要!

FX取引は、まさに下記のとおりで、安い時に買って高い時に売れば利益を得れます。これから相場は上がるのか下がるのかさえ分かれば、勝つことができます。その上がるのか、下がるのかを予想するために用いるのがテクニカル分析です。

FXは安いときに買って、高くなったときに売れば利益になります。
反対に高いときに売って、安くなったときに買い戻しても利益です。
つまりFXは売買タイミングさえ間違わなければ、
基本的に利益にしかならないんですよね。

出典 http://xn--fx-r93ancb7i0kxe8gx625aen5al5zf.com/テクニカル分析ってなぁに?.php

テクニカル分析とファンダメンタル分析、両方の分析を用いるトレーダーは非常に多いです。

トレンドの方向性が分かる!

FX投資を行ううえでテクニカル分析は非常に大事です。テクニカル分析を行うだけで、さまざまなことを分析・予想ができます。分析・予想できるのは下記のように主に4点です。

1.現在の相場のトレンド傾向を探る
2.現在のトレンドの強さを探る
3.相場が上昇や下降時に転換点を探る
4.値頃感・相場の変動幅(売られすぎ買われすぎなど)を探る

出典 http://mituwasou.com/words/technical.html

ただ上昇トレンドか下降トレンドかを読み取るだけでなく、トレンドの強さがどの程度か、そろそろトレンドが転換しそうかなども予想できます。
テクニカル分析を用いることで、投資家心理の表れでもあるチャートを分析ができ勝率を高めることができます。
FXを行うなかで、テクニカル分析は非常に役立ちます。特にスキャルピングやデイトレード、スイングトレードなどの短期売買を行う際は、相場を読みやすい分析方法です。
テクニカル分析を上手く行えば十分に利益を上げることは可能です。

自分のスタイルに合ったスパンを分析する

チャートは横軸の時系列の変化によって、「分足」「日足」「月足」「年足」とわかれます。つまり為替の1分、または5分の動きから作られるのが「分足」チャート、1日の動きで作られるのが「日足」チャート、1週間の動きで作られたのが「週足」チャート、1ヵ月の動きで作られたのが「月足」チャートといいます。

出典 http://www.central-tanshifx.com/knowledges/analysis/about-technical.html

テクニカル分析を行うためには、まずチャートを読めなければいけません。
基礎的な内容になりますが、分足・日足・月足などの見方をまずは覚えましょう。短期売買を行う際は分足や日足、長期売買を行う場合は月足や年足を確認します。分足にも5分や10分、60分など長さのスパンがあります。いくつものスパンでチャートを見ることで相場の動向が掴めます。
一番基礎的な部分でもあり、一番重要でもあります。また、それぞれでトレンドラインを引くと、よりトレンドの方向性を掴めます。

トレンドの転換点を見極める移動平均のクロス

分かりやすいトレンド転換点のサインとして、ゴールデンクロスとデッドクロスがあります。
ゴールデンクロスは、短期線が長期線を下から上へ突き抜けること、デッドクロスは、短期線が長期線を上から下へ突き抜けることを指します。
ゴールデンクロスは上昇トレンドになるサインとし、デッドクロスは下降トレンドのサインとして使われます。
非常に分かりやすく初心者の方でもすぐに導入できる見方です。
しかし、ダマシと言われる場合もあり、ゴールデンクロスなのに下降トレンドになる場合や、デッドクロスなのに上昇トレンドになることもあります。
ダマシを見抜くにはそれまでのチャート動向を見て判断しますが、経験も必要です。
ゴールデンクロス・デッドクロスが起こり、長期線が短期線を追いかけたらダマシの可能性は低いと判断しても良いでしょう。
短期線・長期線が同じトレンドに進むことは信頼性が高い証拠です。

長期線が上昇に転じてまだ目が浅いうちに起こるゴールデンクロス
長期線が下降に転じてまだ目が浅いうちに起こるデッドクロス

出典 http://www.fx-soken.co.jp/tech/t_230.html

さまざまなテクニカル分析から自分に合ったものをマスターする

テクニカル分析を行う方法は1つだけではありません。さまざまななツールやチャートの見方により分析します。

「単純移動平均線」や「MACD」は相場の値動きが上下はっきりしている時に使いやすく、「ボリンジャーバンド」、「RSI」、「ストキャスティクス」は相場の値動きが横ばいの時に使いやすいなど、少しずつ特徴が異なりますが、相場動向から投資家の心理状況を分析し、今後の値動きを予測しようという点に違いはありません。また、じぶん銀行FXでは「一目均衡表」「RCI」「パラボリック」もご利用いただけます。使いやすいテクニカル指標を選んでみましょう。複数のテクニカル分析を組合わせて、複眼的な分析をしてみることも一考です。

出典 http://www.jibunbank.co.jp/products/foreign_deposit/chart/help/

特に使えるテクニカル分析はボリンジャーバンドです。
移動平均線とその上下に複数の線が表示され、概ねの値動きは上下それぞれの2番目までの線に収まります。
その収まる確率は90%以上とも言われています。
実際に、大きな事象がない限りは線内に収まることが多く、負けにくいテクニカル分析が行えます。
逆張りもしやすいので、初心者の方もテクニカル分析に慣れたらボリンジャーバンドを用いると良いでしょう。
また、多くの手法を広く活用するよりも、特定の1つの方法を深く掘り下げて使うと良いです。
初心者の方の場合は、まずはローソク足と移動平均線、トレンドラインの引き方をマスターすると良いでしょう。

  • 1