免税店はどうして安い?安い仕組みと日本の主な免税店3つ【アレキサンダーアンドサンなど】

免税店って安く買い物が出来るのは何となくわかりますが、どうして安いのかご存知でしょうか?その仕組みを分かりやすくまとめました。

AGEDORI さん

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免税店って何?

免税店とは正しくは「輸出物品販売場」と呼ばれます。 外国人旅行者等のための消費税を免除する販売店(TAX FREE SHOP)」です。 ※「DUTY FREE」は「外国製品を日本に輸入する際に課せられる関税を免除する」ことをいい、日本では主に国際空港と沖縄などの一部店舗に限られます。

免税店で販売されている商品は本来課される税金が課されていないので、税金分だけ安く購入できます。

TAX FREEとDUTY FREE

免税店の入り口には、TAX FREEもしくはDUYT FREEと記載された看板やシールがあります。それぞれ税金が課されていないことを指しますが、安くなる金額は全然違います。その違いを見てみましょう。

DUTY FREEがいわゆる免税

「Duty-Free」とは直訳すれば免税です。

 この場合に免除の対象となる税金は消費税だけでなく、酒税やたばこ税、関税といった税金も含まれます。

代表的な例は空港などの免税店です。

 海外から日本、あるいは日本から海外に移動する場合、空港などで出入国手続きをします。

 ただし、入国の手続きを終えるまでは法律的に入国していませんので、税法が適用外となります。

 つまり、一切の税金がかからないのです。

 空港から出国手続きをしたあとのフロアには、こういった税金がかからない免税店(Duty Free)が多く存在していますが、正確には、これらのエリアは「保税地域」と呼ばれています。

 原則的に、保税地域で購入した商品は、空港の税関を通過しなければ空港外に持ち出すことが出来ません。(税関を通過する際には所定の関税がかかりますが、国によって関税率や免税金額が異なるので、それらの税金がかからないこともあります)

 ですので、これらのDuty Free Shopとしての免税店は空港内の保税地域にしか出店できないため、街の中には存在しないのです。

TAX FREEは消費税のみ免税

TaxFreeは税金の中でも消費税だけが免税になります。
日本人が国内で買物をした場合は当然消費税がかかります。しかし外国人が日本で買物をした場合は消費税はかからない場合があります。
これがTaxFreeの意味合いです。

もちろん消費税が免税になるためには、いろいろな手続が必要です。それをお店が対応しているのです。

DUTY FREEとTAX FREEでは同じタバコでもこんなに違う!

メビウスと言う銘柄のタバコを、国内の一般商店で1カートン購入すれば4,300円です。

 そのタバコを空港のDuty-Freeで購入すれば2,700円で購入できます。

 おなじタバコを街中のTax-Freeで購入すれば、おそらく4,000円弱で購入できると思います。(タバコを吸いませんし海外に行く予定もないので未確認ですが・・・)

 Duty-Freeであれば「たばこ税と消費税」併せて1,600円相当を免除されますが、Tax-Freeでは「消費税」だけ免除されるので300円相当です。

 結構このポイントは、勘違いされている方が多いので、免税店で商品を購入する際は注意が必要ですよ。

免税店だとお得な商品

では免税店で何を買うと一番お得なのでしょうか?答えは簡単で、日本でとても高い税率がかけられているもの、つまりタバコとお酒ということになります。
タバコはとても安く買うことができます。1カートン4300円のタバコでも、2700円程度で購入できます。スモーカーの方にはたまらない価格ですね。またウイスキーやブランデー、焼酎なども安く買うことはできますが、日本の銘柄はお酒の激安ショップなどに行くとかなり安いものもあります。できれば酒税のほかに関税もかかっている外国産のお酒を買った方がお得と言えますね。

免税にも範囲がある

いくら免税店とはいえ一定の金額(量)を超えると税金が課されるようになります。個人で楽しむ分にはあまりにも多く、輸入扱いされてしまうのですね。

ここまで述べて来たように、ハワイ旅行中に購入して日本に持ち帰る物は、原則としては全て課税の対象となります。それが仮に行きの成田空港の免税店で買った物であっても、ワイキキのTギャラリア ハワイ by DFSで買った物でも、ABCストアで買った物であってもです。
ただし。この日本に持ち帰る物に対しての課税には、免税範囲があります。そして、この免税範囲を超えない限りは、課税されることがありません。
その免税範囲ですが、酒であれば760mlのものが3本まで、タバコであれば日本製1カートン(200本)と外国製1カートン(200本)、香水であれば2オンス(約59ml)までとなっています。

そして、酒、たばこ、香水以外のものは、『その他のもの』として、旅行中に購入した商品の海外市価の合計額が20万円以内であれば免税となります。
この『合計額が20万円以内』と言うのがポイントで、仮に合計額が20万円を越えた場合は、旅行者が有利になるように課税されることになります。たとえば、18万円のバッグと3万円の財布で合計21万円の商品持ち込む場合は、3万円の財布に課税されることになります。
また、上記の例で挙げた30万円の腕時計のように1つのもので20万円を越えていた場合は、その全額に対して課税されることになります。
最後に、1品目毎の海外市価の合計額が1万円以下のものは、原則として免税となります。たとえば、1箱1,000円のマカダミアナッツチョコレートであれば、9箱までは免税となります。

日本国内の免税店

海外旅行に行く予定の日本人や日本に来ている外国人旅行客におすすめの国内免税店をまとめました。

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