DUTYfreeとTAXfreeの違い。外国人旅行客に教えたい国内免税店アレキサンダーアンドサンなど

免税店といってもTAX FREEとDUTY FREEで免税される税金は違います。その違いと日本国内で人気の免税店をご紹介します。外国人にお友達がいる方はぜひ教えてあげてください。

OUJINJI さん

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DUTYfreeとTAXfreeの違いは免除される税金の種類

“tax-free”は消費税などの付加価値税の無税のこと。“duty-free”は、「外国製品を日本に輸入する際に課せられる関税を免除する」ことをいい、国際空港にある「免税店」がこれに相当するとのことです。

TAX FREEは消費税だけ免除

TaxFreeは税金の中でも消費税だけが免税になります。
日本人が国内で買物をした場合は当然消費税がかかります。しかし外国人が日本で買物をした場合は消費税はかからない場合があります。
これがTaxFreeの意味合いです。

もちろん消費税が免税になるためには、いろいろな手続が必要です。それをお店が対応しているのです。

免税店の中でも街中で良く見かけるTAX FREEのロゴがあるお店は市中免税店と呼ばれています。

DutyFreeの場合は、消費税以外に、関税、たばこ税、酒税なども免税

免税店ではタバコやお酒などの税金が免除されるため、とても安く買うことができます。例えば1カートン4300円の煙草であれば2700円程度で買うことができ、日本国内の価格より4割近くなります。
またお酒も国内の価格より1~2割程度安くなっていて、これはタバコ税や酒税が免除になっているため、商品だけの価格で買うことができるのからです。

DUTY FREEのお店は空港内に多い

「空港型免税店」とは、「空港にある免税店」ということではなく「出国時の空港で商品を引き渡すタイプの免税店」を指します。いわゆるDuty Free Shopです。

市中免税店の場合は、購入した商品はその場でお客様にお渡ししますが、空港型免税店の場合はその場では渡さず、日本を出国した後の引き渡しカウンターでお渡しすることになります。引き渡し準備のために販売時に航空券の提示も必要になります。海外旅行に出かけたことのある方であれば、海外の空港から日本に帰国する際、帰国手続き後にお酒やたばこを受け取ったことを思い出していただければわかりやすいですね。

外国人旅行客に教えてあげたい日本のお得な免税店

アレキサンダーアンドサン

Japan Duty Free GINZA

日本の外国人向け消費税免税制度について

ご注意:2016年5月1日現在の情報です。

免税対象者:日本滞在期間が6ヶ月未満の外国人(日本で勤務する外国人含まれない)
      外国政府又は国際機関の公務を帯びる外国人
      日本国籍を保有しているが2年以上海外に居住している者
      * 日本国籍を有する者は対象外
      * 買い物されたご本人(代理人不可)

日本に来た外国人旅行客なら大体当てはまりますよね。

(一般物品)
免税対象品:家電、装飾品、時計、衣類、靴、鞄、雑貨,時計、宝飾品、民芸品など
免税対象額:1日1店舗あたりの合計購入額が5,400円以上(税込)
免税条件 :個人で消費するもの(販売用・事業用は免税対象外)
      日本入国日から6ヶ月以内に日本国外へ未開封のまま持ち出すこと

(消耗品) 
免税対象品:食品、果物、飲料、医薬品、化粧品、たばこなど
免税対象額:1日1店舗あたりの合計購入額が5,400円以上54万円まで(税込)
免税条件 :個人で消費するもの(販売用・事業用は免税対象外)
      購入日から30日以内に日本国外へ未開封のまま持ち出すこと

免税とは言え何でもかんでも安く買えるわけではありません。
爆買いするのも結構ですが、免税にも限度があることを踏まえて買い物したいですね。

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