多重債務者の大部分は自分の収入だけでは返済ができない状態になっています。

　返済ができない状態が続くと、消費者金融から厳しい取立てを受けることになってしまいます。

　自宅には当然、両親・兄弟・親族、そして職場へ取り立ての電話がかかってくることにもなります。
　そうなると、仕事に集中できなるなり手につかなくなり、会社には迷惑がかかります。　「多重債務者で借金まみれ」という噂は社内に広まります。当然ですが、決して名誉なことではありません。しかも、仕事中に取立ての電話がバンバンかかって来るわけですから、人事評価に影響してくるのも容易に想像できるでしょう。
　直属の上司には『何をやっているんだ！』と叱責され、同僚からはイヤな顔で『なんとかしてくれよ！』と呆れられるようになります。

　だんだん、会社に居づらくなってくる・・・。

　借金がすぐに返済できれば、とっくにしてます。そのような状態にもかかわらず返済しないのは、返済できないからです。
　『自分の保有金額＜借金額』となっていることは間違いありません（返済できるのであれば、自宅への催促のときに返済している筈。職場まで取り立てされるのはそれができなかったから）。

　そうなると、どうするか？。

　親兄弟に泣きつくか、別の消費者金融から借金をして、そのお金で現在催促を受けている消費者金融の借金の一部に返済する、ということになります。



　借金のために借金をする



　そんな状態に嵌っていきます。

　そして、貸してくれる消費者金融はすべて限度いっぱいまで借りたとき、手を出すのが『ヤミ金』です。
　ヤミ金に手を出したら最後。急速な勢いで借金の金額は増加していき、もうどうにもならない状態になってしまいます。


　そして、夜逃げ、ホームレス、最悪の場合は自殺へとなってしまいます･･･。


　夜逃げ、というと生ごみから残飯を拾い集めて食す必要はなく、全うな人間の暮らしがあるようなイメージがあるので、いいように思いますが、夜逃げの後は相当過去な生活が待っています。

　夜逃げをした後の新天地では住民票は出せません。住民票を出すと金融業者にバレますから。
　住民票を異動しないと、日雇い仕事やパート、アルバイトといった不安定な仕事にしかつけません。
　そして、キツイ仕事をしていると体がだんだんボロボロになってきます。ボロボロになってくると病気になったり怪我を負ったりします。その時は、住民票を異動してない人は健康保険に加入できませんから、医療費が全額負担となってしまいます。病院でちょっと診察してもらうだけで万単位のお金がかかってくることもあるわけです。
　

　一度病気になってしまうとキツイ仕事はできませんから、どんどん生活は厳しくなっていきます。

　生活が厳しく、どんなに働いても全く豊かになれません。夜逃げをして見つかることはないと思いつつも、見つかったときにどれだけ怖く恐ろしい思いをすることんなるかを知ってますので、常に精神的負担がかかってきます。

　このように体と精神がボロボロになり、普通の人であれば希望すらなくなってきます。

　そして行きつく先はホームレス、自殺となってしまいます。

　夜逃げから新天地で復活するという例は、相当確率が低いことだけは間違いなく、夜逃げが成功しても、過酷な生活、そして最後はホームレスになってしまう場合が少なくありません。

　ですから、夜逃げをいうことを経由してホームレスになるか、いきなりホームレスになるかの違いであって、最終段階に来た多重債務者はホームレスになり、哀れな末路を迎えるのです。

おまとめローンで一番おすすめなのはどこですか？ということですが、三井住友銀行カードローンはおまとめや借り換えにも利用可能とホームページに明記されていますので安心して申し込めます。
もともと限度額を大きく設定してくれるということでは定評がありますので、申し込み時にはそんなつもりはなくても気が付いたら他の金利が高いところを返済して三井住友銀行をメインで使っているという人も多いです。
しかも低金利で高限度額でメガバンクな上に審査時間も短いと文句のつけようがありません。
限度額は300万円までは収入証明書が不要ですので面倒なことも少なくて済みます。
キャッシュカードでもそのまま借りれます。

バンクイックはおまとめ専門ではない

三菱東京UFJ銀行のカードローン「バンクイック」は、おまとめローン専門の商品ではありませんが、おまとめ目的としても利用可能です。バンクイックの利用限度額は500万円までありますので、ほとんどの借金を一本化できるくらいのレベルですね。

商品概要説明書の中にも、借り換え目的を禁止する文章は特に見当たりません。バンクイックの適用金利は年4.6パーセント～14.6パーセントですので、できるだけ下限金利に近づけることが重要です。そうでないと、低金利というおまとめに必要なメリットを受けられません。

低金利を実現するためには限度額が多いことが必要ですが、限度額を多くするためには増額申請が近道です。ただし、いきなり増額申請をしても新規の顧客はまず通りませんので、最低でも半年はバンクイックを使い続ける必要があるでしょう。それなりにバンクイックを利用して、遅延なくきちんと返済しており、さらには繰り上げ返済などを積極的に行って完済をしている方に関しては、増額申請は比較的通りやすいです。