クラウドソーシングのメリット・デメリット

最近話題のクラウドソーシングについてまとめました

SkyXenos さん

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クラウドソーシングの意味

クラウドソーシングとは英語のCrowd(群衆)と Sourcing(源・供給)を組み合わせた言葉です。ソーシングはアウトソーシングの「外注」といった意味で使われるものと同じですが、クラウドはインターネットや雲を指す「Cloud」とはスペルが違い、Crowdで群衆の意味です。

クラウドソーシングとは「不特定多数の人に対して」業務を依頼したり、解決案を募集することができるインターネットサービスの名称です。つまり、群衆(クラウド:Crowd)に対して発注(ソーシング:Sourcing)を行うからクラウドソーシングということです。

クラウドソーシングでは業者以外の人が個人に依頼をする場合もありますね。

クラウドソーシングのメリット

クラウドソーシングのメリットとは社会に溢れる様々なニーズを、個人の持つスキルを活かして安価で解決できることです。会社や専門家に斡旋業者を通じて委託するより、個人に対して直接仕事を頼む方が安価で済むことは想像できますよね。つまり、安価で仕事を委託する先を見つけることが出来る、これこそクラウドソーシング最大のメリットです。

クラウドソーシングのデメリット

様々な人に対して仕事の発注を行うという特性上、モラルの低い参加者の参入が問題となるケースがあります。例えば、支払いの滞納や詐欺まがいのことを行う発注企業、仕事の進め方(相談や連絡なしの変更・納期の先延ばしなど)を守らない受注者がいるなどの相談があるようです。

モラルが低い人もいるという場合があります。

「同じ仕様でも受注者により質にムラがでてきてしまう」という発注者や、相場より低価格の報酬しか得られないといった受注者の声が出てきています。日本のクラウドソーシングの利用実態に関する調査によると、仕事の発注者側では「仕事の質が不安定」、受注者側は「単価の低さ」が不満点の第一位となっています。

単価の低さ、質の不安定さが問題となる場合もあります

発注する側は自由な時間を、受注する側は空いた時間でお金を得られるクラウドソーシング。多様な働き方を求める現代にはとてもマッチした仕組みであるため、今後も広がっていくと考えられます。しかしながら沢山のメリットと共に、課題も存在することを考えなければなりません。これらを正しく理解することで、最大限にクラウドソーシングの良さを活用できると良いですね。

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