シャンプーの成分は、90%以上が水と界面活性剤で構成されています。
パーマやカラーのくり返しなどで傷んでいる現代人の髪は、髪を守っているキューティクルがはがれたり、ささくれたりしているので、髪の内部の栄養が抜けやすくなっています。そこに洗浄力の強いシャンプーを使うと、シャンプーするたびに髪の傷みが激しくなることに。
シャンプーの洗浄成分である界面活性剤が、シャンプーの良し悪しを左右します。複数の界面活性剤を使っている場合がほとんどですが、より多く含まれるものをチェックしましょう。成分表示で全てが分かるわけではありませんが、参考にはなります。髪によいもの、あまりよくないものを覚えておけば、シャンプーを選ぶときに判断する基準となりますよ。
シャンプーは基本的に水分が一番多く含まれるので、洗浄成分である界面活性剤は、たいてい水の次に表示されています。
そしてシャンプーの良し悪しは、この界面活性剤が左右するのです。
シャンプーには複数の界面活性剤が使われていますので、より多く含まれるものをチェックしましょう。
まず一番覚えておいて欲しいのが、ラウリル硫酸Na、ラウリル硫酸カリウムなど、「ラウリル」と「硫酸」がつく成分。石油系合成界面活性剤のひとつで、表示指定成分(※)ですが、まずこの一つを避けるだけでも、約90%の悪いシャンプーを避けることができます。また、同じ石油系のラウレス系(ラウレス硫酸Na、ラウレス硫酸TEAなど)の界面活性剤が、成分表示の上のほうに来るものも避けたほうが無難でしょう。
天然成分由来の弱酸性成分を主成分とするもので、洗浄力は少し低め。髪と同じ成分なので低刺激なうえ、保湿力が高いことが特徴です。
美容室で使用しているシャンプーのほとんどはこのアミノ酸シャンプーです。肌にも髪にも優しく、髪の内部まで整えてくれるます。
アミノ酸シャンプーより石鹸シャンプーの方が低刺激と言われていますが、石鹸シャンプーは髪がきしみやすいというデメリットがあります。アミノ酸シャンプーは髪がきしみやすいというデメリットは少ないので、髪にも頭皮にも優しいシャンプーと言えます。
アミノ酸系の洗浄成分と、ミネラルたっぷりの「海泥」と「薬用の炭」といった天然成分が配合
海泥や薬用炭は吸着力に優れ、汗や皮脂、毛穴の汚れをスッキリ落とします。
傷んだ髪をアミノ酸系洗浄成分がやさしく洗い上げ、オーガニック植物成分はじめハーブエキスが髪と頭皮をケアします。植物の有効成分をバランスよく配合し、サラサラでツヤのある美しい髪に仕上げます。
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