坂本龍一の名曲 "CASTALIA"(キャスタリア)あれこれ

テクノポップブームを巻き起こした YMO のアルバム 「SOLID STATE SURVIVOR」の中でひときわ異彩を放つ一曲。RYDEEN や TECHNOPOLIS を聴くために購入したのに、CASTALIA の虜になってしまった・・・という人も。魔的な魅力を持ったこの曲についてあれこれと。(※NAVERまとめサービス終了に伴いFC2に移転)

FC2USER674688UKM さん

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最終形態!? オーケストラ・バージョン登場!!!

極端にシンプル化されたピアノソロ・バージョンの後に発表されたのは、最も重厚なフルオーケストラ・バージョン。

http://www.commmons.com/liveinfo/artists/sakamotoryuichi/20130411.html

6曲目の「Castalia」は、YMOが1979年にリリースした『SOLID STATE SURVIVOR』に収録されている曲だが、もともと作ったときにはオーケストラをイメージしていたという。「30年以上ぶりに本物のオーケストラでやるんですが、やっと日の目を見たというか、なんというか(笑)。ちょっと違うかな?」と、本人も嬉しそう。
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さまざまな形で音楽を披露してくれる坂本龍一だが、どんな形で聴いても彼の作り上げるメロディは強い。オーケストラだから特別に良くなったということではなく、良いメロディはどんな形で演奏されても素晴らしいということを改めて感じたコンサートだった。

やはり元々、武満徹に影響を受けた曲ということで、オーケストラで演奏してみたかったのでしょう。本人もご満悦の様子。

東京サントリーホール公演(5月9日)の模様が NHK-BSプレミアムで放送された他、以下の BD、DVD、CD が販売されています。※なぜか NHK-BS 放送時のテロップは(5月8日)になってました。

05. Castalia

2013年5月に行われた、日本では16年振りの坂本龍一のフル・オーケストラとの共演となる[Playing the Orchestra 2013]。5月9日 サントリーホールで行われた公演を映像化。

05. Castalia

2013年5月に行われた、日本では16年振りの坂本龍一のフル・オーケストラとの共演となる[Playing the Orchestra 2013]。5月9日 サントリーホールで行われた公演を映像化。

04. Castalia

2013年5月に行われた、日本では16年振りの坂本龍一のフル・オーケストラとの共演となる [Playing the Orchestra 2013]。5月7日:フェスティバルホール (大阪)、9日:サントリーホール (大ホール)、10日:東京芸術劇場 コンサートホールで行われた今回の公演からベスト・トラックをチョイス。

その後、こちらのピアノコンサートを挟んで・・・

続く、2014年のオーケストラツアーでは、
ついに本人の指揮で演奏されることに。

2013年は栗田博文がコンダクターを務めたが、2014年のツアーでは全曲で坂本龍一が指揮をとる。・・・
2013年のツアーではYMOの「CASTALIA」をフル・オーケストラ・バージョンで披露し、オーディエンスを沸かせ・・・

※リハーサル風景のレポート

そして本番・・・

東京サントリーホール公演(4月4日)の模様は WOWOW で放送されました。

坂本「次にやるキャスタリアという曲はですね、かつてそういうバンドがあったなぁという、YMOの・・・えー、もう記憶の彼方の方に行っちゃってますけど・・・YMOのときに作った曲で・・・もちろん、オリジナルはシンセサイザーなどで作ってるんですけれども。去年初めて実際のオーケストラでやってみたら、もしかしたら最初にオリジナルを作った時も、意外とこういうシンフォニックなサウンドを意識して作っていたのかなという・・・今にして思うとそういう感じがしてきました。キャスタリアです。」

照れ隠しなのか、記憶の彼方へ行っちゃってるふりをしてトボケてますけれども、
やはり本人にとっても思い入れの深い曲なのだろうと思います。

公演の模様は、WOWOW で放送された他、Blu-ray、DVD、CD(2枚組) のセットおよび、それぞれの単品、限定生産のLP が発売されています。
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坂本龍一のフルオーケストラ公演「Playing the Orchestra 2014」から、2014年4月4日サントリーホールで行われた東京公演の模様を収録した、BD、DVD、および、ツアー全公演の中からベストテイクを収録したCD(2枚組)のセット。

※以下、それそれの単品でも販売。

坂本龍一のフルオーケストラ公演「Playing the Orchestra 2014」から、2014年4月4日サントリーホールで行われた東京公演の模様を収録。坂本龍一の指揮とピアノ、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏で、自身の代表曲、YMOの楽曲、映画音楽など、数々の名曲を披露する。

坂本龍一のフルオーケストラ公演「Playing the Orchestra 2014」から、2014年4月4日サントリーホールで行われた東京公演の模様を収録。坂本龍一の指揮とピアノ、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏で、自身の代表曲、YMOの楽曲、映画音楽など、数々の名曲を披露する。

坂本龍一とフルオーケストラとの共演による“Playing the Orchestra 2014”ツアー全公演の演奏よりベスト・テイクを収めたアルバム。坂本の指揮とピアノ、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏により数々の名曲が蘇る!自身の代表曲、YMOの楽曲、映画音楽、多彩な楽曲が演奏されるプレミアムな公演の模様を収録。

※ 400セット限定で高音質アナログ盤もリリースされました(次項参照)。

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2015年4月18日の RECORD STORE DAY に 400セット完全限定で販売された、高音質 180g 重量盤 12inch LP 3枚組(DSDダイレクトカッティング/サウンドエンジニア:オノセイゲン)。豪華シルバー箔押しジャケット仕様。