大阪の巨大組織・石黒組の若頭が急死したことにより、傘下の浅倉組と花村組がその座を狙って動き出すが…。固い友情で結ばれた3人の男の末路を描く。

日本最大の暴力団・佐橋組三代目組長が急死し、その跡目をめぐって若頭補佐の栗野（岸部一徳）と若手実力派の中平（佐藤浩市）、両派の確執が始まるなか、栗野組の門谷（豊川悦司）は幼なじみだったコリアン実業家の栃野（布袋寅泰）と再会する…。

舞台は大阪、名古屋。西日本最大の組織に連なる傘下暴力団の名古屋再開発を巡る利権闘争は、壮絶な利害戦争へ!
次期組長と目される経済派・矢萩(高橋)、と武闘派・藤巻(渡辺)の二人は互いに若い頃から心の通じ合った兄弟分として組を支えて来たが、冷酷非情な老獪組長・尾田(小林)の謀略によって二人はやがて対立へと…。

飯干晃一 著

昭和三十八年四月十七日深夜、一発の銃声が敵対する山村組と打越会による“広島ヤクザ戦争”の引き金となった…。その渦中にあった美能組元組長の美能幸三の手記をもとに構成した迫真のドキュメント！