独身女真理愛の株ぶろぐ(2014年4月22日)

ukichi777a さん

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<5423> 東製鉄 502 -17続落。先週末に発表した今期業績見通しの市場予想比下振れが引き続き嫌気される展開に。今期の収益大幅回復に対する市場の期待はかなり高まる状況であったようだ。また、本日は、4月の鋼材生産量を前月比で2割減らすとの報道も伝わっている。工期遅れなどで鋼材の引き合いが鈍っているもようであり、販売数量の減少による業績への影響が警戒される格好に。

22日の日経平均株価は前日比73円91銭高の1万4586円29銭で寄り付いたあと、一時1万4604円30銭(前日比91円92銭高)を付ける場面があった。米国株高を受け、買いが先行した。円相場が対ドルで弱含んでいることも支えとなった。3連休明け21日の米国株式市場では、3月景気先行指数が市場予想を上回り、一部企業の好決算もあり、NYダウが反発、ナスダック総合指数は5営業日続伸し、投資家心理の安定化につながった。

業種別では、ブリヂス<5108、株価 - チャート>、住友ゴム<5110、株価 - チャート>などのゴム製品株が堅調。クレセゾン<8253、株価 - チャート>、オリックス<8591、株価 - チャート>などのその他金融株や、三井不<8801、株価 - チャート>、住友不<8830、株価 - チャート>などの不動産株も高い。オリンパス<7733、株価 - チャート>、東精密<7729、株価 - チャート>などの精密株や、スクエニHD<9684、株価 - チャート>、フジHD<4676、株価 - チャート>などの情報通信株も引き締まっている。

個別では、14年3月期の連結純利益予想を上方修正したサンデン<6444、株価 - チャート>や、14年3月期の連結業績予想を上方修正し、期末配当を増額した東亜道<1882、株価 - チャート>が上昇。15年3月期は連結営業利益19.9%増見通しで5円増配予定の小松ウオール<7949、株価 - チャート>や、4月度(20日締め)の既存店売上高がプラス転換したジーンズメイト<7448、株価 - チャート>の上げも目立つ。

半面、日本紙<3863、株価 - チャート>、中越パルプ<3877、株価 - チャート>などのパルプ紙が軟調。郵船<9101、株価 - チャート>、商船三井<9104、株価 - チャート>などの海運株や、JFE<5411、株価 - チャート>、東製鉄<5423、株価 - チャート>などの鉄鋼株もさえない。大和証G<8601、株価 - チャート>、野村<8604、株価 - チャート>などの証券株も安い。個別では、15年3月期は連結営業利益7.0%増を見込み、市場コンセンサスを下回った安川電機<6506、株価 - チャート>が下落し、リソー教育<4714、株価 - チャート>(特設)、日本空調<4658、株価 - チャート>なども安い。

東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、「6社ベースで、売り980万株、買い1190万株で、差し引き210万株の買い越し」(外資系証券)。午前9時26分時点の東京外国為替市場は、1ドル=102円台後半(前日終値は1ドル=102円53銭-55銭)、1ユーロ=141円台後半(同1ユーロ=141円74銭-78銭)で取引されている。

<8844> コスモスイニシア 499 +52急伸。前期の営業利益計画を10.0億円から17.0億円へ、最終利益を6.0億円から12.5億円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。不動産賃貸事業、不動産流通事業などが概ね計画通りとなり、オフィス移転工事の受注が計画を上回った。また、新築マンションの利益率が改善し、販管費の削減が図られたことなども押し上げ要因に。

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