Ｓ字に屈曲するモルダウ川沿岸にたたずむ、
古都チェスキー・クルムロフは、
1３世紀に築かれた城を中心とした町。
丘の上のカラフルなお城と
オレンジ色の屋根が段々に連なる
まるでおとぎの国に迷い込んだような
中世の町並みがそのまま残っています。

ハンガリーの首都ブダペスト。
初代国王イシュトバーンが国家を建設してから1000年の歴史ある街です。
街の中央を美しき青きドナウが流れ、9つの橋が架かります。
絵のように美しいその姿は「ドナウの真珠」「ドナウの薔薇」とも謳われるほどです。
ブダペストのシンボルは、ドナウ河畔にそびえる宮殿のような国会議事堂です。
ハンガリーが国の威信をかけて造り上げたこの絢爛豪華な建物は、完成当時世界最大の国会議事堂でした。

バルト三国のひとつエストニアの首都タリン。
ハンザ同盟都市として繁栄した旧市街は
歩いてぐるっと散策できるほどの可愛らしい街です。
白壁に三角屋根の住宅を眺めながら
石畳の小路を気ままに歩けば、
まるで中世に彷徨いこんでしまったかのようです。

マルタ会談が開催された場所として知られる港町マルサシュロック。
この小さな町には、二千年以上もの昔からフェニキア人達がお守りとして船の舳先に付けていた「オシリスの目」の伝統が今も息づいています。その「オシリスの目」が施されたカラフルなルツと呼ばれる船が、マルタ島ツアーでの名物の一つとなっています。
また、ここは古代から天然の良港であり、海の幸も絶品です。

優美なスイスのアルプスとは異なり、
荒々しい岩肌が剥き出しの山並みが魅力のドロミテ。
特徴的な峰がたくさんありますが、
この「5つの塔」を意味する尖峰チンクエ・トッリは、
標高2361mの王冠のような峰が特徴的です。
７月上旬は森の緑が輝き、高山植物が咲くベストシーズンです。
木々の葉が黄色く色づく黄葉の時季もおすすめです。

アイルランドに数多く残る古代の遺跡。
イニシュモア島にあるドゥーン・エンガスも
断崖絶壁に築かれた城塞だと言われています。

足もすくむような断崖絶壁には柵もなく、
多くの観光客が絶壁に寝そべり、
写真撮影を楽しみます。

ヨーロッパで一番新しくできた大地、極北に浮かぶアイスランドはまさに「生きている大地」！現在でも200を越える活火山の活発な活動により国土面積を徐々に広げています。大迫力の瀑布、地球の割れ目ギャオ、ブルーンラグーン（温泉）などをバスでぐるりと一周するからこそご案内できる魅力がいっぱい！
さらに氷床や氷河に覆われたグリーンランドでは、高層ビル並みの巨大な氷河が無数に海に浮かぶ町イルリサットなど素晴らしい見所が満載。息を呑むような大自然の絶景を間近に望むことができます。

プリトヴィツェ国立公園は、切り立った峡谷に16の湖と90以上の滝が点在する国内屈指の景勝地で1979年に世界遺産に登録されました。
　大自然の中でマイナスイオンをたくさん浴び、光の差し加減で七変化する湖や滝を眺めながらの散策を楽しめます。

黒海とカスピ海の間、大コーカサス山脈の南側の
ロシアとトルコとイランという歴史上の大国に囲まれたエリアにあるコーカサス三国。
それぞれに歴史も言語も宗教も異なる国には、まだ日本ではあまり知られていない美しい風景や素朴な暮らしが残っています。

アルメニアの首都エレバン周辺から望むことができる アララト山 は、旧約聖書でノアの箱舟が漂着したと伝えられるところです。
山はトルコ領にありますが、ホルビラップ修道院と葡萄畑ごしにみあげると、
大洪水の後、人類で初めてワインを作り神にささげたという聖書の物語が脳裏に蘇ってきます。

火山の博物館とも呼ばれるカムチャツカ半島。
2つの自然保護区、3つの自然公園、
1つの禁猟区が世界遺産として登録されています。

中でもクロノツキー自然保護区のゲーゼル渓谷は必見。
カルデラ湖、白煙を上げるカリームスキー火山、
そして渓谷で見られる世界最大級の間欠泉など
知る人ぞ知るカムチャツカツアー最大の見所の一つです。