【内ゲバ】共産党vsれいわ新選組、「命の選別」発言から支持者を巻き込んでの大喧嘩www

れいわ新選組の候補者による「命の選別」発言が波紋を呼び、れいわと共産党が真っ向から対立している。あんなに蜜月だった両党だが、「壊れるときは一瞬なんだな」と考えさせられるような騒動だ。

圧倒的みかんちゃん さん

122 PV

・野原ヨシマサ氏「共産党が騒ぎを大きくした」

野原氏は創価学会員でありながられいわ新選組に所属し、公明党とガチ喧嘩をかました人物としても知られている。

今回、大西氏の除籍処分について語っている。
(画面右側が野原氏)

野原氏「れいわの内輪だけで解決すべき問題なんですね。それを志位委員長、小池書記局長が大西さんの発言を取り上げて、まぁかなり厳しい口調でバッシングしているでしょ。だからね、それが大きいですよね。騒ぎを大きくしたというか、根本的な一因がそこにあるんじゃないのかな、と見てますね。」

共産党に責任転嫁し始めた…

「命の選別」発言は言語道断だが、共産党による集中砲火は”仲間割れ”と捉えられても仕方ない。

そんな両党だが、実は都知事選あたりから雲行きが怪しかったという。

▼山本太郎氏の都知事選出馬で”共闘”終了?

強硬出馬に野党各党からは不満の声が出ていた。

れいわ新選組代表で前参議院議員の山本太郎氏(45)が6月15日、都知事選(6月18日告示、7月5日投開票)への立候補を表明した。

・共産党は宇都宮けんじ氏の支援についていた

宇都宮氏に一本化すれば小池百合子都知事に勝てるのでは!?という見方が広がっていた。

東京都知事選(7月5日投開票)で広範な市民と日本共産党などの野党が支援する日本弁護士連合会元会長の宇都宮けんじ候補は27日、各地での演説や候補者討論会で支持を訴えました。

両駅前では共産党の小池晃書記局長、社民党の福島みずほ党首、文部科学省元事務次官の前川喜平氏も応援に入りました。

”左翼総出”って感じだ。

・山本氏の出馬は、宇都宮氏への逆風に繋がった

選挙資金集めには苦労し、共産党からも見放され、かといって支持を集められるわけでもなく…

都知事選には、立憲民主、共産、社民の3野党が支援する元日弁連会長の宇都宮健児氏(73)もすでに出馬表明していることから、「宇都宮と共倒れしそうだな」「国政への足掛かりか?」「パフォーマンスはいらない」との声もあった。

都民も冷静だ。

山本氏の情勢について、政治アナリストの伊藤惇夫さんは、J-CASTニュースの取材にこう話した。

「山本さんは、保守票に食い込むことは難しいので、それ以外の票を奪い合うことになります。あちこちで会合を開き地べたを這った選挙戦術を得意としていますが、コロナの影響でそれも難しいと思います。宇都宮さんが降りない限りは、リベラル票が割れる形になるでしょうね。小池知事は、7つの公約のうち1つしか達成できておらず、順風満帆ではありませんが、だからと言って、山本さんが小池さんに肉薄するのは難しいと思います。現時点では、小池さんの優位は動かないと思います」

小池都知事ではなく、野党候補の票を削るだけなのだ。

・府中市議、共産党を離党し山本氏を応援

府中市議会議員の 結城りょう です。

私、府中市議会議員の結城亮は日本共産党を離党することを表明いたします。

今回の東京都知事選において、日本共産党が推薦する宇都宮けんじ候補ではなくて、れいわ新選組代表で出馬を決意された山本太郎さんを支援したいと考えたからです。

府中市議の結城りょう氏による共産党離党表明。

共産党の府中市議が裏切って共産党を離党し、山本太郎代表を応援し始める始末。

これでは、さすがに共産党が激怒するのは当然だろう。

・結果的に宇都宮氏と山本氏で票が割れた↓

もし山本氏が立候補せず、宇都宮氏の支援に回っていれば、宇都宮氏は50万票ほど上積みされていた可能性もある。

れいわ側の身勝手さと共産党側の器の小ささが露呈した一連の騒動。

こんな”内ゲバ”が繰り広げられているようでは、野党共闘など到底実現できそうにない。

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