山本氏の情勢について、政治アナリストの伊藤惇夫さんは、J-CASTニュースの取材にこう話した。

「山本さんは、保守票に食い込むことは難しいので、それ以外の票を奪い合うことになります。あちこちで会合を開き地べたを這った選挙戦術を得意としていますが、コロナの影響でそれも難しいと思います。宇都宮さんが降りない限りは、リベラル票が割れる形になるでしょうね。小池知事は、7つの公約のうち1つしか達成できておらず、順風満帆ではありませんが、だからと言って、山本さんが小池さんに肉薄するのは難しいと思います。現時点では、小池さんの優位は動かないと思います」

小池都知事ではなく、野党候補の票を削るだけなのだ。