家族信託のメリットやデメリットについて

財産管理の新しい形「家族信託」とはどのような物なのかを調べてみました。

FC2USER522962SYS さん

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共有不動産は共有者全員が協力しないと処分できない。

将来、兄弟が不動産を共同相続してしまうと同様の問題が生じる。

共有者(又は共同相続人)としての権利・財産的価値は、平等を実現しつつ、管理処分権限を共有者の一人に集約させることで、不動産の“塩漬け”を防ぐことができる!

家族信託のデメリット

家族信託のデメリットや注意点をご紹介します。

メリットとデメリットの両方を理解して利用することが重要になります。

■税務申告の手間が増す

資産の一部又は全部を信託財産に入れた場合、そこから年間3万円以上の収入がある場合は、信託計算書・信託計算書合計表を税務署に提出しなければなりません

また、毎年の確定申告の際、信託財産から不動産所得がある方は、不動産所得用の明細書の他に信託財産に関する明細書を別に作成して添付しなければなりません。

■得意としている専門家が少ない

家族信託は、まだ新しい仕組みです。

その為、家族信託を得意としている専門家の数が少なくなっております。

家族信託を依頼する専門家はしっかりと時間をかけて探す必要があります。

家族信託をする際は良い点・悪い点をしっかり知っておこう

家族信託は、専門的な知識が必要となる部分がありますが、単純なメリットやデメリットはしっかりと把握した上で利用することが重要です。

自分の利用目的を明確にした上で、しっかりと判断しましょう。

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